初心者ガイド

海上釣り堀のマナーとルール|周りと楽しく釣るための基礎知識

限られたスペースで楽しむ海上釣り堀には、守るべきマナーがあります。みんなが気持ちよく釣りを楽しむためのルールを覚えましょう。

海上釣り堀は、3m〜10m四方の限られた「イケス」の中で、複数の釣り人が同時に竿を出します。 言わば「一つの大きな水槽をみんなで共有している」状態です。

一人の身勝手な行動が、周りの全員の釣果を下げてしまうこともあれば、逆に声を掛け合うことで全員が爆釣することもあります。 ここでは、海上釣り堀で絶対に守るべき3つの重要マナーを解説します。


1. 命運を分ける「青です!」のコール

海上釣り堀で最もエキサイティング、かつトラブルになりやすいのが、ブリやカンパチなどの「青物」が掛かった時です。

  • 青物が掛かったら:大きな声で「青です!」または「青物掛かりました!」と叫んでください。
  • なぜ叫ぶのか?:青物は生け簀の中を縦横無尽に走り回ります。周りの人が仕掛けをそのままにしていると、全ての糸が絡まって(オマツリして)しまい、せっかくの大物を逃すだけでなく、全員の仕掛けをダメにしてしまいます。
  • 周りの人はどうする?:誰かが「青です!」と言ったら、すぐに自分の仕掛けを回収して竿を上げてください。これが海上釣り堀の鉄則です。あなたが竿を上げることで、隣の人は安心して魚とやり取りでき、結果として生け簀全体の魚の活性も上がります。

2. 自分の「守備範囲」を守る

海上釣り堀には、一人ひとりに割り当てられたスペースがあります。

  • 正面を釣る:基本的には、自分の立っている正面の範囲に仕掛けを投入します。潮の流れで隣の方へ流れてしまったら、一度回収して投げ直しましょう。
  • 仕掛けの投入は真っ直ぐ:斜めに投げると、水中の見えない場所で隣の人の糸と交差してしまいます。
  • 「オマツリ」してしまったら:もし隣の人と糸が絡んでしまったら、すぐに「すみません!」と謝りましょう。お互い様の世界ですが、最初の一言があるだけでその後の釣りの雰囲気がぐっと良くなります。

3. 「エサ」と「ゴミ」の扱い

海を汚さないのはもちろんですが、海上釣り堀特有のルールがあります。

  • 余ったエサをイケスに捨てない:釣りが終わった後、余ったエサを「魚へのプレゼント」としてイケスに放り込むのは絶対にNGです。魚がお腹いっぱいになってしまい、翌日以降のお客さんが釣れなくなってしまいます。
  • タバコ・消火のルール:多くの釣り堀は木製の足場や浮きでできています。吸い殻のポイ捨ては火災や海洋汚染の原因になります。必ず携帯灰皿を持参するか、指定の場所で吸いましょう。
  • 血抜き後の清掃:魚を締めた(血抜きをした)後は、足場に血が残らないよう、バケツの水できれいに洗い流しましょう。次にその場所を使う人への最低限の配慮です。

🎓 次のステップへ進もう

マナーを身につけたら、次は現場での安全と、スムーズな一日の進め方です。 万が一の事態に備え、安全ガイドを確認しましょう。

➡️ STEP 4:安全ガイドと当日の動作ルール