釣り場の場所
※地図上のピンは目安です。詳細な場所は現地の指示に従ってください。
「子供に魚釣りの楽しさを教えてあげたいけど、ボウズ(0匹)は避けたい」「イルカショーのついでに、ちょっとだけ釣りをしたい」。
そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、宮崎県串間市のテーマパーク「志布志湾大黒イルカランド」内にある天然釣堀です。
ここは単なる釣り堀ではありません。かわいいイルカやペンギンに癒やされた後、イケスで高級魚を釣り上げ、それを新鮮なお土産として持ち帰る——。まさに「観光」と「食」と「遊び」がセットになった、エンターテインメント釣り施設です。
釣った魚は「全て買取(リリース禁止)」というルールがあるため、釣りすぎには注意が必要ですが、裏を返せば「確実に美味しい魚を持って帰れる」ということ。家族旅行のサプライズイベントとして、これ以上ないスポットの魅力をご紹介します。
志布志湾大黒イルカランド(天然釣堀)が選ばれる3つの理由
ポイント1:【天然の海】自然の入り江を活かした「本物の環境」
コンクリートのプールではなく、志布志湾の豊かな潮が流れ込む「天然の入り江」を仕切った釣り場です。潮の満ち引きがあり、魚のコンディションも抜群。自然の海風を感じながら、本格的な磯釣りに近い感覚で竿を出せるのが最大の特徴です。
ポイント2:【手ぶらで100%】観光の合間に「普段着」で大物ゲット
竿のレンタルからエサ、さらには持ち帰り用の発泡スチロールや氷まで全て現地で揃います。高性能な道具は必要ありません。イルカショーやお土産選びの合間に、思い立ったその瞬間、手ぶらで高級魚との勝負を楽しめる気軽さが魅力です。
ポイント3:【確実な釣果】ボウズなし!釣った魚は今夜の豪華ディナー
生簀(イケス)の中には元気な魚が放流されており、初心者や小さなお子様でも高確率で魚の引きを味わえます。釣った魚はスタッフが締めてくれるため鮮度も抜群。自分で釣り上げたマダイやシマアジが食卓に並ぶ、最高の「食育」体験が可能です。
攻略法:お財布を守りつつ楽しむコツ
「楽しすぎて釣りすぎた……(請求額が数万円に!)」とならないための、賢い遊び方を解説します。
1. 狙う魚を事前に決める
- 予算重視コース:アジやヘダイなどの「一般魚」を中心に狙います。これなら数匹釣っても数千円で収まります。
- 一点豪華コース:「マダイを1匹だけ釣る!」と決め、大物が釣れたら即終了。これなら予算5,000円程度で豪華なお土産が手に入ります。
2. スタッフにアドバイスをもらう
イケスの中には様々な魚がいます。「あまり高くなくて、子供でも釣れる魚はどこですか?」とスタッフに聞けば、その時の活性に合わせたポイントや釣り方を親切に教えてくれます。

3. 「全買取制」の仕組みを理解しておく
この釣り堀最大の特徴はリリース不可・全て買取というルールです。生簀の魚は定期的に放流されて補充されるため「釣れなくてボウズ」という心配はほぼありませんが、逆に言えば釣れた魚はすべて精算対象になります。魚種ごとに単価(またはサイズ・重量単価)が異なるため、竿を出す前に「今どの魚が回遊しているか」「大まかな単価」をスタッフに確認しておくと、会計時に慌てずに済みます。
魚種別・狙い方のコツ
天然の入り江という特性上、放流直後の活性が高いタイミングを見極めることが「お財布に優しい釣果」への近道です。
マダイ 本命の高級魚。底付近をゆっくり探るのが基本ですが、活性が高い時間帯はやや宙層を意識すると連続ヒットが狙えます。値段も張るため、1匹釣れたら潔く次のターゲットに切り替えるのも賢い立ち回りです。

クロダイ・ヘダイ 「予算重視コース」の主力候補。警戒心が強いぶん、細めのハリスと小さめの餌でアタリを丁寧に拾うと数を伸ばしやすい魚種です。

アジ 子供でも扱いやすい入門魚。群れが入ると連続ヒットするため、退屈させずに釣りの楽しさを教えるのに最適です。

シマアジ 引きの強さが群を抜く高級魚。回遊タイミングに当たると連続ヒットもあり得ますが、値段も張るため「今日はシマアジ狙いで予算〇円まで」と決めてから勝負するのがおすすめです。

イシガキダイ 石垣模様が特徴的な根魚系の高級魚。エサを咥えてから一気に引き込む豪快なアタリが魅力で、しっかり合わせを入れてから主導権を渡さずに寄せるのがコツです。

季節ごとの狙い目
天然の入り江という立地上、季節によって回遊する魚の顔ぶれが変わります。
- 春(3〜5月):水温上昇とともにマダイの活性が上がり始める時期。まだ肌寒い日もあるため、羽織れる上着を一枚持参すると安心です。
- 夏(6〜8月):アジやシマアジなど回遊魚の活性が最も高くなるシーズン。数釣りを楽しみたいなら夏場が狙い目です。
- 秋(9〜11月):クロダイ・ヘダイが荒食いする時期で、引きの強さを存分に楽しめます。
- 冬(12〜2月):魚の動きはやや落ち着きますが、その分イケスの中でじっくり狙いを絞れる、通向きのシーズンです。
よくある質問
Q. 竿を持っていなくても大丈夫ですか? A. 問題ありません。竿・仕掛け・エサはすべて現地でレンタル・購入可能です。手ぶらで訪れて、イルカショーの合間にふらっと釣り座に着くことができます。
Q. 雨の日でも営業していますか? A. 天然の入り江を利用した屋外施設のため、荒天時は中止・短縮となる場合があります。訪問前に公式サイトで最新の営業状況を確認しておくと安心です。
Q. 釣った魚はどのように持ち帰りますか? A. スタッフが締めてくれたうえで、発泡スチロールと氷で梱包してもらえます。クーラーボックスを持参すると鮮度をより長く保てるのでおすすめです。
持ち物チェックリスト
- 日除け対策:屋根のない釣り座のため、帽子・日焼け止め・タオルは必須です。
- 着替え:水しぶきや魚を触る場面もあるため、汚れてもいい服装がおすすめです。
- クーラーボックス:現地でも氷は手配できますが、持参するとより長く鮮度をキープできます。
- 現金:施設によっては魚代の精算が現金対応のみの場合があるため、念のため用意しておくと安心です。
志布志湾大黒イルカランドの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 〒888-0002 宮崎県串間市大字高松1481-3 |
| 営業時間 | 10:00~16:30(最終受付 16:00) |
| 定休日 | 年中無休(※施設点検日を除く) |
| 料金 | 入園料:大人1,500円 / 竿代 700円(エサ代別) + 魚代(重量制) |
| 公式サイト | 志布志湾大黒イルカランド |
| 釣り座 | 天然入り江の岸壁沿い(屋根なし・日除け持参推奨) |
| おすすめ滞在時間 | イルカショー鑑賞込みで2〜3時間 |
混雑を避けるコツ
土日祝の午後は家族連れで混み合いやすいため、開園直後の午前中や、平日の来園がおすすめです。イルカショーの時間割と釣り座の空き状況を見ながら、スタッフに相談して動線を決めると効率よく回れます。
こんな人におすすめ
- 子供に「魚が食卓に並ぶまで」の流れを体験させたい家族
- イルカショーと組み合わせて旅の思い出を増やしたい観光客
- ボウズを避けて確実に釣果を持ち帰りたい初心者
アクセス情報
車でのアクセス
- 宮崎市から:国道220号線を南下して約1時間30分。日南海岸の絶景ドライブコースです。
- 志布志市から:鹿児島県側から車で約15分。フェリー「さんふらわあ」利用者にも便利な立地です。
公共交通機関
- JR日南線「串間駅」または「福島今町駅」からタクシー利用。本数が少ないため、車(レンタカー)でのアクセスを強くおすすめします。
旅程に組み込むなら
イルカランド自体が観光施設のため、開園から閉園まで一日中滞在しても飽きません。午前中はイルカショーとペンギンのお散歩を見学し、午後の涼しい時間帯に釣り座へ、という流れが定番です。日南海岸のドライブと組み合わせれば、南九州旅行の一日プランとしても十分成立します。
志布志市から鹿児島市内へは車で約1時間30分。鴨池海づり公園(桜島を望む水深25mの本格釣り場)や桜島海づり公園と組み合わせれば、南九州の釣り堀を巡る2泊3日プランも組みやすいエリアです。九州エリア全体のランキングは九州の海上釣り堀おすすめランキングも参考にしてください。
装備を整えるならこちら
天然の入り江で長時間過ごすため、日差し対策と持ち帰り用の保冷装備があると快適さが大きく変わります。

【まとめ】志布志湾大黒イルカランドをおすすめしたい度 ★★★★☆
大黒イルカランドの釣り堀は、本格的な釣り場というよりは「ハズレのない魚釣り体験レジャー施設」です。
イルカに癒やされ、魚の引きにドキドキし、最後は美味しい魚でお腹を満たす。 そんな「家族全員が満足できる」贅沢な休日を、ぜひ南九州の旅のプランに加えてみてください。
筆者(さしし)の一言アドバイス 「イルカランドの釣り堀は『高い魚を狙いすぎない』のがコツ。まずはアジやヘダイで竿の感覚を掴んでから、本命のマダイに挑むと、予算内で満足度の高い一日になりますよ」