釣り場の場所
※地図上のピンは目安です。詳細な場所は現地の指示に従ってください。
筏(いかだ)釣りといえば、「トイレがない」「日差しが暑い」「過酷」……そんなイメージを持っていませんか? 高知県須崎市にある「つり筏 深浦」は、そんな常識を覆す「超・快適」な釣り施設です。
全ての筏に屋根と個室トイレを完備。雨の日もカンカン照りの夏の日も、快適そのものです。 しかも、朝は船長からモーニングコーヒーのサービス(※状況による)まであるというホスピタリティの高さ。それでいて料金は1日遊んで3,000円。癒やしの釣り場をご紹介します。
つり筏 深浦が選ばれる3つの理由
ポイント1:【全筏トイレ完備】女性や子供も安心の居住性
最大の魅力は、すべての筏に設置された個室トイレ。筏釣りの最大の懸念事項である「トイレ問題」が完全に解消されています。さらに屋根も付いているため、直射日光や急な雨を避けられ、一日中ゆったりと過ごすことができます。
ポイント2:【おもてなしの心】船長特製モーニングコーヒー
朝、筏に渡った際に船長が温かいコーヒー(夏場は冷たい飲み物)を振る舞ってくれることがあります。浦ノ内湾の静かな夜明けを眺めながら、海の上で飲む一杯は、まさに格別。このアットホームな雰囲気に惹かれるリピーターが絶えません。
ポイント3:【海上BBQ】絶景を眺めながらのランチタイム
筏の上ではバーベキュー(BBQ)も可能です(※機材・食材は持ち込み、事前確認推奨)。波の穏やかな湾内で、家族や友人と肉を焼き、釣れたてのアジやタイを塩焼きにする……。これこそが、つり筏 深浦流の贅沢な休日の過ごし方です。
深浦筏の攻略法・おすすめタックル
多彩な魚種が狙える豊かな海
深浦は一つの筏で複数の魚種を狙える懐の深さが魅力です。狙う魚種ごとにタックルの目安を押さえておくと、当日の準備がスムーズになります。
- チヌ用:1〜1.5号クラスの軽量なかかり釣り専用竿
- ヤエン用:活きアジの重みを乗せやすい、やや柔らかめの穂先
- サビキ用:反応が見やすい万能竿で家族全員が使い回しやすいもの

チヌ(筏竿・ダンゴ釣り) 浦ノ内湾はチヌ(クロダイ)のストック量が非常に豊富です。専用の筏竿を用いた「かかり釣り」で、繊細なアタリを掛けていくスリリングな釣りが楽しめます。穂先にコツンと現れる小さな「前アタリ」はチヌがダンゴの中のエサに口を使い始めたサイン。ここで慌てず、竿先がぐっと持ち込まれる「本アタリ」まで我慢するのが釣果を伸ばす最大のコツです。早合わせを繰り返すとエサだけ取られてしまうので、まずは前アタリを見送る練習から始めましょう。
サビキ釣り(アジ・サバ) ファミリーに最もおすすめ。湾内の穏やかなポイントに回遊してくるアジやサバは、群れが入れば入れ食い状態になることも。お子様でも簡単に数釣りが楽しめます。

アオリイカ(ヤエン・エギング) ヤエン釣りの聖地としても知られる深浦。活きアジを泳がせて、大型の親イカ(春)や数釣りの新イカ(秋)を狙うことができます。活きアジは弱らせないよう鼻掛けにし、糸を張らず緩めずの「フリーテンション」を保つのが基本。イカがアジを抱いてから走り出すまでじっくり待ち、糸が走った瞬間にヤエンを送り込んで掛ける独特の駆け引きは、一度ハマると病みつきになります。
マダイ・ヒラメ(穴場ターゲット) チヌやアオリイカの陰に隠れがちですが、深浦ではマダイやヒラメの実績も侮れません。サビキで釣れた小アジを泳がせ餌に転用すれば、思わぬ大物との出会いが待っています。

季節ごとの狙い目
浦ノ内湾は湾奥に位置するため水温の変化が緩やかで、年間を通じて釣りが成立しやすいのも深浦の強みです。春(3〜5月)はアオリイカの親イカシーズンと乗っ込みチヌが重なるハイシーズン、夏(6〜8月)はアジ・サバの回遊が活発になりファミリーの数釣りに最適、秋(9〜11月)は新イカのエギング・ヤエンが最盛期を迎え、冬(12〜2月)はヒラメや良型チヌの実績が上がる時期です。狙いたい魚種によって訪れる季節を選ぶと、満足度がぐっと高まります。

時合いを掴むタイミング
深浦は営業時間が夏期5:30〜、冬期7:00〜と早朝スタートのため、朝一番の便で渡るのが最大のチャンスです。夜明け前後は水温変化が緩やかで魚の警戒心が薄れる時間帯とされ、チヌのダンゴ釣りもサビキも反応が良くなりやすい傾向があります。日中は日差しが強くなるぶん魚の活性がやや落ち着くこともあるため、休憩を挟みつつペースを調整しましょう。
設備チェック:初めての筏釣りでも安心の理由
「トイレがない」「屋根がない」という筏釣り特有の不安要素は、深浦ではほぼ解消されています。個室トイレは各筏に1つずつ設置され、屋根も雨風をしっかり防ぐ作りです。足場もフラットで手すりもあるため、小さなお子様連れや釣り初心者でも過度に緊張せず一日を過ごせます。渡船の乗り降りだけは足元が揺れるため、スタッフの案内に従ってゆっくり移動しましょう。
施設基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | 高知県須崎市(深浦漁協 釣り筏 案内所付近) |
| 営業時間 | 夏期 5:30〜18:00 / 冬期 7:00〜16:30 |
| 定休日 | 荒天時のみ休業(要事前確認) |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 公式サイト | 深浦漁協 釣り筏 案内所 |
料金プラン
| 区分 | 料金(渡船料込) |
|---|---|
| 大人 | 3,000円 |
| 中学生 | 2,500円 |
| 小学生 | 1,500円 |
| 備考 | 餌・仕掛けの現地販売なし(持参必須) |
快適に過ごすための持ち物
屋根と個室トイレがあるとはいえ、湾内は日中の照り返しが強く、水面からの気温変化も大きい環境です。長時間のんびり過ごすなら、飲み物用のクーラーボックスと保冷剤、そして急な着水に備えたライフジャケットは必須の装備といえます。


アクセスと準備
車でのアクセス
- 高知自動車道「土佐IC」から国道56号線経由で約30分。絶景の「横浪スカイライン」入口付近に位置しています。
準備のヒント
- 事前買い出しは必須:現地には売店や自販機がありません。土佐IC周辺の大型釣具店やコンビニで、エサ・仕掛け・飲食物をすべて揃えてから向かいましょう。
釣行後のひとやすみ
- 須崎市街地には地元で獲れたカツオを使った食事処が点在しており、釣りの帰りに立ち寄って旅の締めくくりにするアングラーも多いスポットです。名物の須崎名物・鍋焼きラーメンを提供する店も点在しているので、冷えた体を温めるのにぴったり。横浪スカイライン沿いには景色の良い展望スポットもあるので、ドライブがてら寄り道するのもおすすめです。土佐IC〜土佐久礼方面の道の駅に立ち寄れば、地元の海産物や柑橘類のお土産も揃います。
持ち物チェックリスト
初めて訪れる方向けに、当日忘れずに準備しておきたいものをまとめました。
- 竿・仕掛け一式:現地に釣具の販売はないため必ず持参
- エサ:ダンゴ用のオキアミ・アオイソメなど、狙う魚種に合わせて準備
- クーラーボックスと保冷剤:釣果とBBQ食材の保冷に
- ライフジャケット:渡船・筏上での安全のため着用推奨
- 日焼け対策:帽子・サングラス・日焼け止め(屋根はあるが照り返しが強い)
- 雨具:小雨でも筏上は湿気やすいため念のため
- 飲食物:現地に売店がないため飲み物・軽食も持参
よくある質問
Q. 渡船の予約はいつまでにすればいいですか? 前日までの予約が基本です。土日祝は混み合いやすいため、早めの連絡が安心です。
Q. 初心者だけで行っても大丈夫ですか? 筏までの渡船があり、道具の扱い方も現地で相談できるため、初めての筏釣りでも問題なく楽しめます。ただし仕掛けやエサは持参が基本なので、事前準備だけは忘れずに行いましょう。
Q. 雨の日でも営業していますか? 全筏に屋根が付いているため小雨程度なら通常通り楽しめますが、強風・荒天時は安全のため欠航となる場合があります。出発前に確認の連絡を入れましょう。
Q. 潮回りが悪い日でも楽しめますか? 浦ノ内湾は潮の動きが穏やかな内湾のため、大潮でなくてもチヌのダンゴ釣りは十分成立します。むしろ潮が緩い日はアタリがゆっくり出るぶん、前アタリと本アタリの見極めを練習するチャンスとも言えます。
【まとめ】つり筏 深浦をおすすめしたい度 ★★★★★
「つり筏 深浦」は、初心者からベテランまで、「釣りの楽しさ」と「快適さ」を完璧に両立させた施設です。
3,000円で手に入る、屋根の下での極上リラックスタイム。 筆者(さしし)の一言アドバイス:「個室トイレがあるからこそ、女性やお子様連れでも一日中安心して過ごせます。朝一番の便で渡って、静かな湾の朝を独り占めするのが個人的な一番のおすすめです!」
次の休日は、深浦の筏で穏やかな時間を過ごしてみませんか?