はじめに
青物といえば活きアジを使った「ノマセ釣り」が定番ですが、冬場は活きアジの活性が落ちて弱りやすく、せっかく付けてもすぐに弱ってしまうことがあります。「【8月】「死にアジ」活用術!活き餌が弱る猛暑日の裏ワザと誘い方」では夏場の弱ったアジの活用法を紹介しましたが、今回は冬場に有効な「肝」や「ササミ」を使ったエサ術を紹介します。
なぜ「肝」「ササミ」が冬の青物に効くのか
におい・脂で食い気を刺激する
冬の低水温期は、魚の嗅覚を刺激する脂分の多いエサが効果を発揮しやすいと言われています。サバやアジの「肝」は脂を多く含み、水中で独特のにおいを放つことで、低活性な青物の食い気を引き出すきっかけになります。
「ササミ」は身崩れしにくく扱いやすい
鶏のササミ肉は、エサ取りに強く、針持ちが良いという特徴があります。冬場のエサ取りが少ない時期だからこそ使いやすく、長時間エサを保たせたい場合に重宝します。
使い方のポイント
肝は「小さくカットして」使う
肝はそのまま使うと大きすぎることが多いため、針のサイズに合わせて小さくカットしましょう。「針のサイズと形状が釣果を決める。号数・軸長・ネムリの科学」も参考に、針とのバランスを意識してみてください。
ササミは「常温に戻してから」刺す
冷蔵・冷凍したササミは、そのまま刺すと硬く、針持ちが悪くなることがあります。釣行前に常温に戻しておくことで、扱いやすさが向上します。
活きアジとの「使い分け」
活きアジが手に入る場合は、もちろん活きアジを優先して問題ありません。活きアジが弱ってきたタイミングで、肝やササミに切り替えるという二段構えの戦略を持っておくと、1日を通して安定したエサのローテーションを組めます。「【保存版】海上釣り堀で絶対に外さない『エサ』の使い分け・黄金ローテーション」の考え方とあわせて活用してみてください。
まとめ
冬の青物攻略は、「活きアジ前提」から一歩抜け出すことで選択肢が広がります。肝やササミといった代替エサを準備しておくことで、活きアジの調達が難しい日でも、青物との出会いを諦めずに済みます。