· 釣り堀雑学 · 5 min read
【3月】春の海に変化あり?プランクトンの増加と魚の視力の関係を科学する

はじめに
3月は海中のプランクトンが少しずつ増え始める時期と言われています。「【3月】桜鯛(サクラダイ)を狙え!春の訪れとともに活性が上がる真鯛の釣り分け術」で紹介した活性の変化に加えて、今回は「水の透明度」と「魚の視力」という、少し違った角度から春の変化を見てみます。
プランクトンが増えると何が起きるのか
水の透明度が変化する
プランクトンが増えると、水の色合いや透明度が変化することがあります。いわゆる「水温む」「潮が動く」といった表現は、こうした変化とも関係していると考えられます。
「緑がかった水色」が見られることも
春先には、植物プランクトンの増加によって水の色が緑がかって見えることがあると言われています。これは、海が「春モード」に切り替わり始めているサインのひとつかもしれません。
「水の透明度」と魚の視力の関係
透明度が高いと「警戒心」が強まりやすい
水の透明度が高い状態では、魚から仕掛けやアングラーの姿が見えやすくなると考えられています。「フロロ・ナイロン・PEの「ハリス」科学。素材の違いが釣果に与える本当の影響」で紹介したハリスの透明度なども、こうした場面で意識したいポイントです。
透明度が下がると「におい」が重要になる
逆に、プランクトンの増加で透明度がやや下がった状況では、視覚よりも嗅覚に頼ってエサを探す割合が増える可能性があります。「【保存版】海上釣り堀で絶対に外さない『エサ』の使い分け・黄金ローテーション」で紹介したような、においの強いエサが効果を発揮しやすくなる場面かもしれません。
釣り人としてできること
その日の「水色」を観察してみる
仕掛けを投入する前に、その日の水の色や透明度を観察する習慣をつけることで、エサ選びやハリスの太さの判断材料が増えます。
「視覚」と「嗅覚」のどちらに訴えるかを意識する
「【意外と知らない】海上釣り堀で一番釣れる『棚』の合わせ方と基本の考え方」で紹介したタナの考え方に加えて、その日の水色に応じてエサのアピール方法を切り替える意識を持ってみましょう。
まとめ
3月の海は、プランクトンの増加という目に見えにくい変化を伴いながら、少しずつ春に向かっていきます。水の透明度や色合いを観察する習慣を持つことで、釣りの引き出しがまた一つ増えるかもしれません。

