アートの島として世界的に有名な香川県の直島にある「直島つり公園」は、入園料わずか100円という驚きの手軽さで本格的な海釣りが楽しめる施設です。
かつては生簀を使った釣り堀でしたが、現在は自然の海を舞台にした海釣り施設として生まれ変わりました。竿のレンタルやエサの販売もあるので手ぶらでも大丈夫。シーバスやアオリイカなど様々な魚種が狙え、釣りのスキルに関わらず誰でも楽しめます。
アートめぐりと組み合わせれば、一日中飽きることなく直島の魅力を堪能できる穴場スポットです。
直島つり公園の基本情報
- 場所: 〒761-3110 香川県香川郡直島町340
- 営業時間: 7:00~17:00
- 定休日: 月曜日・火曜日。年末年始(12/16~1/14頃まで)
- 平均予算: 入園料100円(大人)+ 必要に応じてレンタル・エサ代
- レンタル: 貸竿500円。オキアミなど、エサ販売有り
- 釣具の持ち込み: 可能。1人につき竿2本まで
- 釣れる魚: シーバス・アオリイカ・カワハギ・カサゴ・クロダイ(チヌ)
- 注意事項: 釣り堀ではないので、魚が必ず釣れるとは限りません
- ウェブサイト: 直島つり公園 公式サイト
施設の特徴
直島つり公園は、アートの島として世界的に有名な直島にある、手軽に本格的な海釣りが楽しめる施設です。過去には生簀を使った釣り堀として運営されていましたが、現在は自然の海を活かした海釣り施設となっています。
施設の主な特徴:
- 広い釣り場スペースがあり、多くの釣り人が楽しめる
- 海に面した立地で、自然の中で本格的な釣りが体験できる
- レンタル用品やエサの販売があり、初心者でも手ぶらで訪問可能
- 入園料が大人100円、子供50円と非常にリーズナブル
- アートの島・直島の観光とともに楽しめる
料金体系について
直島つり公園の料金体系はシンプルで、入園料と必要に応じたレンタル料・エサ代のみです。
入園料:
- 大人(16歳以上): 100円
- 子供(6歳以上16歳未満): 50円
- 6歳未満: 無料
レンタル料:
- 釣り竿セット: 500円
エサ代:
- オキアミなど各種取り扱いあり(価格は現地で確認)
釣り堀と異なり、釣った魚をその場で買い取る必要はなく、持ち帰ることができます(ただし、漁業法に基づく制限サイズや禁漁期間などのルールは遵守する必要があります)。
注意事項と補足データ
- 釣り堀ではない: 以前は釣り堀でしたが、現在は一般的な海釣り施設です。そのため、釣果は自然条件や技術に左右されます。
- 竿の持ち込み制限: 1人につき竿2本までの持ち込みが可能です。
- 駐車場: 施設近くに駐車場があります。
- トイレ: 施設内にトイレ完備。
- 直島観光との組み合わせ: 世界的に有名なアートの島・直島での観光と組み合わせて楽しむことができます。
- 初心者も安心: 海釣り初心者でも安心して楽しめるよう、スタッフが基本的な釣り方をアドバイスしてくれます。
直島の自然を感じながら、気軽に海釣りが楽しめる場所として、観光客だけでなく地元の方にも親しまれている施設です。
直島つり公園のおすすめ釣り方・釣れる魚種の情報
直島つり公園では、瀬戸内海に生息する様々な魚種が釣れます。ここでは主な魚種ごとの釣り方をご紹介します。
シーバス(スズキ)の釣り方
シーバスは人気のターゲットで、特に初夏から秋にかけて活発に釣れます。
おすすめの釣り方:
- ルアーフィッシングが効果的(ミノーやバイブレーション)
- 朝夕のマズメ時に活性が高まる
- 風や潮の流れに注意して、エサの動きを演出する
- 広範囲を探るように投げ分けることが重要
- 引きが強いので、ドラグ調整に注意
アオリイカの釣り方
アオリイカは秋から冬にかけてが旬です。
おすすめの釣り方:
- エギングが基本(専用の擬似餌「エギ」を使用)
- シャクル(竿を上下に動かす)動作を入れながら誘う
- 明け方や夕方に活性が高まることが多い
- 潮の動きが緩やかな時間帯を狙う
- カラーはピンク系やオレンジ系が効果的なことが多い
カワハギの釣り方
カワハギは年間を通して釣れる人気の魚です。
おすすめの釣り方:
- 胴突き仕掛けにオキアミやカニなどのエサを付ける
- 底付近を狙うのが基本
- アタリが小さいので、竿先の動きを注視
- 小魚の群れがいる場所を狙うのも有効
クロダイ(チヌ)の釣り方
クロダイは釣り人に人気の高い魚の一つです。
おすすめの釣り方:
- フカセ釣りやウキ釣りが効果的
- オキアミやカニなどの甲殻類をエサに使用
- 岩場や構造物の周りを狙う
- 潮の流れに注意し、エサをできるだけ自然に流す
- 警戒心が強いので、細いラインや目立たない仕掛けを使用
初心者向けの基本的な釣り方
釣り初心者の方は、以下の基本的な釣り方からスタートするのがおすすめです。
サビキ釣り:
- 複数の針が付いた「サビキ」という仕掛けを使用
- 手軽に小アジやイワシなどの小魚が釣れる
- 竿を上下に軽く動かしながらエサを誘う
- 初心者でも比較的簡単に釣果を得られる方法
ウキ釣り:
- ウキを使って魚の食いつきを視覚的に確認できる
- オキアミなどをエサに使用
- 様々な魚種が釣れる汎用性の高い釣り方
- 水深や潮の流れに合わせてウキの調整が可能
直島つり公園へのおすすめアクセス情報
瀬戸内海に浮かぶ直島へのアクセス方法をご紹介します。
フェリーでのアクセス
直島は島なので、基本的にはフェリーでのアクセスになります。
高松港から:
- 高松港から直島・宮浦港まで約50分
- 1日4〜8便運行(季節により変動)
- 片道大人520円、子供260円
高松空港からは車で40分弱。空港からレンタカーを利用して移動するのも可能です。
宇野港(岡山県)から:
- 宇野港から直島・宮浦港まで約20分
- 1日10便以上運行
- 片道大人300円、子供150円
岡山県側からは新幹線を利用してのアクセスが主体。JR岡山駅から宇野港までは車で50分弱で、九州~関西地方を含んだ地域からの利用が便利なルートです。
島内でのアクセス
バス利用:
- 宮浦港からバスで約10分
- 「つり公園前」または「つり公園入口」で下車
レンタサイクル:
- 宮浦港でレンタサイクルが可能(1日500円程度)
- サイクリングを楽しみながら約15〜20分
徒歩:
- 宮浦港から徒歩約40分
- 海沿いの道を歩きながら直島の風景を楽しめる
直島観光と組み合わせたプラン
1日プラン例:
- 朝一番のフェリーで直島へ
- 朝の涼しい時間にアート施設見学
- お昼頃からつり公園で釣りを楽しむ
- 夕方のフェリーで帰港
滞在プラン例:
- 1日目:直島に宿泊し、アート施設を中心に観光
- 2日目:朝からつり公園で釣りを楽しむ
- 午後のフェリーで帰港
つり公園に予約時間はないので、寄りたい時・寄ってみたいと思った時に行けることが強みです。ただし17時までなことに注意してください。
近隣の宿泊施設
直島島内の宿泊施設:
- 直島文化村 海の家(直島町、1泊6,000円〜)
- ベネッセハウス(直島町、1泊20,000円〜)※アートと一体化した高級宿泊施設
- 民宿もめんや(直島町、1泊5,000円〜)
高松市内の宿泊施設:
- JRホテルクレメント高松(高松市、1泊10,000円〜)
- 高松東急REIホテル(高松市、1泊8,000円〜)
- ドーミーイン高松(高松市、1泊7,000円〜)
実際に利用したユーザーの声を抜粋
訪問者の口コミや評価をいくつかご紹介します。
「アートだけでなく釣りも楽しめると知って訪れました。入園料が100円と信じられないほど安く、釣り竿もレンタルできるので手軽に楽しめました。シーバスが釣れて大満足です!」(30代男性・東京都)
「子供と一緒に直島観光の途中で立ち寄りましたが、子供が初めての釣りに大興奮。小さなカワハギが釣れて喜んでいました。入園料も子供は50円と良心的です。」(40代女性・大阪府)
「アート鑑賞の合間に少し時間ができたので訪れました。釣りは初心者ですが、スタッフの方が丁寧に教えてくれて安心でした。景色も最高で、癒やされます。」(20代女性・愛知県)
「釣り好きとしては直島に来たら必ず立ち寄る場所です。自然の海で釣るので必ず釣れるわけではありませんが、それも含めて本格的な釣りを楽しめます。」(50代男性・香川県)
【まとめ】直島つり公園をおすすめしたい度
直島つり公園は、以下のような方に特におすすめできる施設です:
- 直島観光と合わせて釣りも楽しみたい方
- 手軽な料金で本格的な海釣りを体験したい初心者
- 子供に釣りの楽しさを教えたい家族連れ
- 美しい瀬戸内海の景色を眺めながら釣りを楽しみたい方
- 釣り堀ではなく、自然の中での本格的な釣りにチャレンジしたい方
最大の魅力は、わずか100円という入園料の手軽さと、竿のレンタルやエサの販売があるため、手ぶらでも気軽に訪れられる点です。釣り堀ではないため、釣果は自然条件や技術に左右されますが、それも含めて本物の釣りの醍醐味を味わえます。
また、世界的に有名なアートの島・直島の観光と組み合わせることで、一日中飽きることなく様々な体験ができるのも大きな魅力です。特に家族連れにとっては、子供が自然と触れ合える貴重な機会となるでしょう。
本格的な海釣りを気軽に楽しみたい方、直島の魅力をより深く体験したい方にぜひおすすめしたい穴場スポットです。
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