12月~3月の冬場、関東以北の海上釣り堀・海釣り施設は休業するか、釣果が渋くなります。しかし太平洋側・瀬戸内海・九州南部・沖縄では、水温が比較的安定し、ブリやカンパチなど大型青物が活発に食う季節です。
冬こそが「遠征×釣り」の最高のコンテンツであり、寒い中での冬釣行は、春夏の釣行では得られない特別な興奮をもたらします。本記事は、冬でも釣果が安定する施設、アクセス、旅行相性、そして動画映えを基準に選定した冬釣行必須の10施設をランキング形式で紹介します。
ランキング基準
このランキングは以下の4つのポイントで厳選しています。
- 水温が安定しやすい(太平洋側・瀬戸内海・九州南部)
- 冬でもブリ・カンパチ・ヒラマサが狙える
- 放流が安定している
- 冬の旅行とセットで楽しめる(温泉・観光・グルメとの相性)
冬釣り堀TOP10ランキング
1位|海上釣り堀 釣っちゃ王(大分・佐伯)
特徴
- 九州随一の水温安定地帯
- 冬でもブリ・ヒラマサ・カンパチが高活性
- マダイ2匹保証で、最悪の寒波でも成績が安定
- 放流の品質が高く、大型魚との遭遇率が高い
おすすめ点
- 旅行相性:別府温泉・海鮮グルメとセット可能
- 関西から移動しやすい(最短4時間)
- 冬釣行の最高峰体験
料金目安
- 釣り放題:13,000円~16,500円
- 宿泊:3,000円~8,000円(ホテル併設あり)

2位|海上釣り堀 幸丸(高知・須崎)
特徴
- 太平洋側で温暖、魚の動きが冬でも活発
- クエ・ブリ・シマアジなど放流魚の質が極めて高い
- 釣り放題・トライアルの2コースで初心者にも優しい
おすすめ点
- 高知グルメ(カツオ・地鶏)と組み合わせ可能
- 桂浜観光とセットで冬旅が完成
- 上級者の満足度が特に高い
料金目安
- 釣り放題:12,000円~15,000円
- 宿泊:2,500円~6,000円

3位|海上釣り堀 まるや(静岡・沼津)
特徴
- 静岡県は冬でも温暖で水温も気候も安定
- ブリ・シマアジ・マハタなど高級魚の放流が多い
- 名古屋・東京からのアクセスが抜群
おすすめ点
- 富士山と駿河湾を望める絶景で釣りができる
- 伊豆を宿泊地にしやすい
- ファミリー向けの設備が充実
料金目安
- 釣り放題:10,000円~13,500円
- 宿泊:5,000円~10,000円

4位|海上釣り堀 辨屋(三重・南伊勢)
特徴
- 1日2回の大量放流で冬でもボウズ率が低い
- 青物の食い渋りにも安定して対応
- 南伊勢の水温は他地域より高く冬に強い
おすすめ点
- 周囲に温泉&宿泊が充実
- 初心者から上級者まで楽しめる
- 冬釣行のリピーター率が高い
料金目安
- 釣り放題:9,500円~12,500円
- 宿泊:2,000円~5,500円

5位|海上釣り堀 岬(大阪)
特徴
- 大阪湾は冬でも比較的水温が下がりにくい
- 放流魚種が多く釣り放題で楽しめる
- 関空から近く飛行機アクセスも可能
おすすめ点
- 関西都市圏から最短アクセス
- 日帰り・短時間釣行でも
- 青物以外の魚種も豊富
料金目安
- 釣り放題:8,000円~11,000円
- ホテル(大阪市内):5,000円~10,000円

6位|海遊(広島・江田島)
特徴
- 瀬戸内海の穏やかな海で水温変動が少ない
- 14種類以上の高級魚が釣れる
- 冬でも釣れる魚種の幅が広い
おすすめ点
- 島旅×釣りができるロケーション
- 瀬戸内海の美しさを体験
- グルメ・観光資源が豊富
料金目安
- 釣り放題:9,000円~12,000円
- 宿泊:2,500円~6,500円

7位|大漁丸(広島・大黒神島)
特徴
- 瀬戸内で冬でも青物に強いレアな釣堀
- 放流量が多く、初心者でも冬に釣れやすい
- フェリー移動の「旅感」が冬の遠征に最適
おすすめ点
- 非日常的な体験ができる
- 瀬戸内の景観が素晴らしい
- SNS映えの釣行記が作りやすい
料金目安
- 釣り放題:8,500円~11,500円
- フェリー+宿泊:3,000円~7,000円

8位|釣り堀ハマカツ(長崎・松浦)
特徴
- 九州北部の中でも冬に強い
- 14魚種で冬の釣果が安定
- 放流の頻度が高い
おすすめ点
- 平戸観光・佐世保バーガーなどグルメと併用可
- 九州西部の冬釣行の要
- 長期滞在向き
料金目安
- 釣り放題:9,000円~12,000円
- 宿泊:2,500円~6,000円

9位|楽つり(熊本・天草)
特徴
- 冬でも1時間の短時間釣りでサクッと楽しめる
- 天草は九州でも冬が暖かい
- 観光ついでの冬釣りに最適
おすすめ点
- 時間効率が高い
- 観光地として天草は年中人気
- ファミリー向けの雰囲気
料金目安
- 短時間プラン:3,000円~5,000円
- 宿泊:2,000円~5,000円

10位|沖縄・本部釣りイカダ 海生活(沖縄)
特徴
- 本土とは完全に別格の常夏フィールド
- イカダ釣りだが冬は最強(実質年中夏)
- タマン・ミーバイなど南国魚が冬に高活性
おすすめ点
- 旅行的な魅力が最大級
- 冬の沖縄旅×釣りで最高の体験
- 初心者から上級者まで楽しめる
料金目安
- イカダ釣り:8,000円~12,000円
- 宿泊(沖縄):3,500円~9,000円

冬釣行の地域別ガイド
関東圏からの遠征
- 最短:静岡(まるや) – 約2~3時間
- 推奨:瀬戸内海(海遊・大漁丸) – 約6時間
関西圏からの遠征
- 最短:大阪(TASHIMA) – 約1時間
- 推奨:九州(釣っちゃ王・ハマカツ) – 約4時間
九州圏からの遠征
- 最短:長崎・熊本(ハマカツ・楽つり) – 約2時間
- 推奨:沖縄(海生活) – 約2時間(飛行機)
冬釣行の準備チェックリスト
- 施設の営業確認(冬期休業がないか)
- 放流スケジュール確認
- 宿泊予約(特に土日祝)
- 防寒対策の準備(暖かい服装・手袋・靴)
- 冬用の仕掛け・エサの準備
- レンタル対応の確認(初めての場合)
冬釣行をさらに充実させるなら「旅行×釣り」プランを
冬の海上釣り堀遠征は、単なる釣行ではなく「旅行体験」です。本記事で紹介した施設の周辺には、温泉・グルメ・観光地が充実しています。
釣行の前後に観光やグルメを組み込むことで、冬の遠征がさらに思い出深い体験に昇華します。
例えば:
- 九州遠征(釣っちゃ王 + 別府温泉)
- 高知遠征(幸丸 + 桂浜観光 + カツオのたたき)
- 瀬戸内海遠征(海遊 + 島旅 + 地元グルメ)
- 沖縄遠征(海生活 + ビーチ + 琉球料理)
これらの宿泊・観光プランは、じゃらんで効率的に検索・予約できます。釣行日から逆算して、周辺のホテル・温泉・観光地をチェックすることで、最高の冬遠征プランが完成します。
宿泊地選びのコツ
- 平均相場(4,000~6,000円)のスタンダード温泉旅館が最高コスパ
- 釣行前夜は十分な睡眠を確保できる環境を優先
- 翌日は早起き対応できるホテルを選ぶ
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
まとめ:冬でも大型魚と遊ぼう!
冬の海上釣り堀は、関東以北では楽しめない特別な釣行体験です。
水温が安定している太平洋側や瀬戸内海、九州、沖縄の施設は、寒い季節こそが最高のベストシーズン。この時期は天然の釣り場も釣果が冷え込みますが、海上釣堀は年中通してアツい時期です。
特に年末年始はイベントを行っている施設もあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
本ランキングの10施設は、冬の釣果が安定しているだけでなく、旅行との相性も抜群です。冬にこそ、遠征の価値がある海上釣り堀を選んで、忘れられない釣行体験を作り上げてください。

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