沖縄本島北部、本部町にある「本部釣りイカダ 海生活」は、美しい沖縄の海で釣りとBBQを同時に楽しめる人気のマリンレジャースポットです。
沖に浮かぶイカダで釣りを楽しみながら、沖縄のオーシャンブルーに囲まれた贅沢な時間を過ごせます。海上釣り堀とは異なり、ここでは養殖ではなく天然の魚が対象となるため、本格的な釣りの醍醐味を味わえるのが特徴です。タマン(ハマフエフキ)やグルクン(タカサゴ)など沖縄ならではの魚種が釣れ、家族連れから釣り上級者まで幅広く楽しめます。
釣り以外にもカヌーやシュノーケルなどのマリンアクティビティも提供しており、沖縄の海を存分に満喫できる総合マリンレジャー施設となっています。
本部釣りイカダ 海生活の基本情報
- 場所: 〒905-0213 沖縄県本部町谷茶29-72
- 営業時間: 基本8:00~17:00(午前最終受付11:00、渡し11:30まで/午後は13:00から)、夜釣りは17:00~翌朝8:45頃
- 定休日: 第4火曜日、年末年始
- 平均予算: 大人3,630円〜(沖縄在住)、3,960円〜(国内在住)、4,800円〜(海外から)※イカダ渡しのみの料金
- レンタル: イカダ釣りセット4,400円、イカダ用竿2,500円、護岸釣り用竿2,200円、ライフジャケット550円、スカリ330円、タモ330円
- 釣具の持ち込み: 可能
- 釣れる魚: カツオ、キハダ、グルクマ、ウツボ(ウムナガー)、タマン(ハマフエフキ)、ヒラーグルクン(ササムロ)、アイゴ(マーエー)、トカジャー(ニセカンランハギ)など
- 注意事項: 釣った魚はクール宅急便で発送可能。営業時間内なら何時間でも滞在可能。夜釣りは要予約
- ウェブサイト: https://marine-life.jp/
料金体系について
本部釣りイカダ 海生活では、沖縄県在住・国内在住・海外からの観光客で料金が異なります。基本的なプランは「イカダ渡し」と「手ぶら釣りパック」の2種類があり、自分で釣具を用意できる場合は「イカダ渡し」がお得です。
【沖縄県在住者料金】
- イカダ渡し:大人(13歳以上)3,630円、子供(7〜12歳)2,420円、幼児(3〜6歳)990円
- 手ぶら釣りパック:大人8,580円、子供7,370円、幼児5,940円
- 夜イカダ渡し:大人4,730円、子供3,520円、幼児2,200円
【国内在住者料金】
- イカダ渡し:大人3,960円、子供2,640円、幼児1,100円
- 手ぶら釣りパック:大人8,910円、子供7,590円、幼児6,050円
- 夜イカダ渡し:大人5,610円、子供3,740円、幼児2,420円
【海外からの観光客料金】
- イカダ渡し:大人4,800円、子供3,500円、幼児1,500円
- 手ぶら釣りパック:大人9,750円、子供8,450円、幼児6,450円
手ぶら釣りパックには、施設使用料・渡船料(1往復)、釣り竿セット、エサ、仕掛け(2セット)、ライフジャケットが含まれています。
さらに、グループやファミリー向けの「屋上テラス付きプライベートイカダ」プランもあり、こちらは12名まで収容可能で、半日チャーター55,000円、1日チャーター88,000円となっています。12〜20名までの利用の場合は追加料金5,500円が必要です。
注意事項と補足データ
- 日中釣りの出港時間は8:30〜11:00と13:00〜15:30、帰港時間は9:00〜12:00と13:30〜17:00で、時間内はお客様に合わせて随時運行しています
- 夜釣りは17:00に出港し、翌朝8:45頃に迎えが来ます(要予約)
- 早出し(15:00〜17:00)と翌朝の延長時間(8:45〜10:45)は1名につき1,100円の追加料金がかかります
- 夜渡船時間外は1名につき2,200円の追加料金がかかります
- イカダにはトイレと屋根が完備されており、日差しが強い日でも安心して過ごせます
- アンカーで固定されているため揺れが少なく、船酔いの心配が少ないのも特徴です
- BBQも楽しむことができ、器材レンタル(別料金)も可能です
- 釣り以外にもカヌーやシュノーケルなどのマリンアクティビティも提供しています
- 天然の魚が対象のため、天候や季節により釣果にムラがある点はご了承ください
- 夏場は台風シーズンと重なるため、旅行計画の際は天候チェックをお忘れなく
日中の出航時間は細かく決められていますが、帰港は指定時間に連絡することで迎えに来てくれます。
注意して欲しいのは夜釣りを選択した時。夕方出港でも帰港は翌朝8:45と決められているため、長い時間を海の上で過ごすことを念頭にしておいてください。食事と飲料水の用意が必須です。
本部釣りイカダ 海生活のおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
沖縄の海では本州と比べて魚のパワーが強く、また天然魚を対象とするため、タックル選びと釣り方のコツが重要です。初めて訪れる方は以下の情報を参考にしてください。
タマン(ハマフエフキ)を狙う場合
タマンは沖縄では人気の高級魚で、美味しく引きも強いため人気の釣り物です。
推奨タックル:
- 竿:中硬調〜硬調の磯竿または船竿(2.7m〜3.6m程度)
- リール:3000〜4000番クラスのスピニングリール
- 道糸:PE2号以上またはナイロン6〜8号
- ハリス:5〜8号のフロロカーボン
- 針:丸セイゴ7〜10号
釣り方のコツ:
- エサはオキアミ、エビの切り身、イカの切り身などが効果的
- 中層から底付近を探るのが基本
- 朝夕の時間帯が特に活性が高い
- アタリは強いので、しっかりとした合わせが必要
- 岩場に逃げ込まれないよう、フッキング後は素早く浮かせることがポイント
グルクン(タカサゴ類)を狙う場合
グルクンは沖縄の代表的な魚で、群れで回遊するため、釣れ始めると連続して釣れることもあります。
推奨タックル:
- 竿:柔らかめの磯竿または船竿(2.4m〜3.0m)
- リール:2000〜2500番クラスのスピニングリール
- 道糸:PE1号またはナイロン3〜4号
- ハリス:2〜3号のフロロカーボン
- 針:小〜中型の針(丸セイゴ8〜10号など)
釣り方のコツ:
- エサはオキアミやサバ切り身などが有効
- 中層を中心に探るのが基本
- 小まめにエサ交換をすると釣果アップ
- 群れを見つけたら集中して狙うと連続ヒットの可能性あり
- 朝夕よりも日中の方が活性が高い場合も
グルクンはサビキでも釣れるので、タマンの仕掛けとサビキ仕掛けを用意しておくと、満遍なく楽しめます。
夜釣りでのポイント
夜釣りでは昼間とは違った魚種や大型の魚が狙えます。
夜釣り用推奨タックル:
- 竿:パワーのある船竿(2.4m〜3.0m)
- リール:3000〜4000番クラスのスピニングリール
- 道糸:PE2号以上またはナイロン8号程度
- ハリス:8〜12号のフロロカーボン
- 針:丸セイゴ6〜10号
夜釣りのコツ:
- ヘッドライトや懐中電灯は必須アイテム
- 大きめのエサ(イカの切り身など)を使うと大物が期待できる
- サビキ仕掛けで小魚を釣り、それを泳がせ釣りのエサにすると効果的
- 夜間は大型の魚が接岸してくるため、大物に備えた仕掛けも検討を
- 季節によって狙える魚種が変わるので、スタッフに相談するのがおすすめ
本部釣りイカダ 海生活へのおすすめアクセス情報
車でのアクセス
那覇空港から車で約2時間、沖縄自動車道を利用して名護ICで降り、国道449号線を本部半島方面へ進みます。美ら海水族館の近くに位置し、本部町の主要観光スポットからもアクセスしやすい立地です。駐車場も完備されているので、レンタカーでの訪問に便利です。
公共交通機関でのアクセス
那覇バスターミナルから路線バスで本部町へ向かい、「海生活前」バス停で下車します。ただし、バスの本数が限られているため、事前に時刻表の確認をお勧めします。那覇市内からバスで約2時間30分かかります。
観光客向けのアクセスプラン
観光で沖縄を訪れる方には、以下のプランがおすすめです:
- 那覇空港でレンタカーを借り、海生活に向かう途中で古宇利島や名護の観光スポットを巡るコース
- 美ら海水族館観光と組み合わせて1日プランを組む方法(水族館の後に釣りを楽しむと、実際の海の生き物を体験できる)
- 1泊2日プランなら、1日目は日中の釣りとBBQ、2日目は朝の釣りという組み合わせが効率的
- 本部町周辺に宿泊すれば、夜釣りプランも満喫可能
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
宿泊施設:
- 【最安】民宿海遊(一泊5,000円〜)
- 【平均】ホテルマハイナウェルネスリゾート(一泊12,000円〜)
- 【高くてもいい】リザンシーパークホテル谷茶ベイ(一泊20,000円〜)
レンタカー:
- 【最安】OTSレンタカー(コンパクトカー3,000円/日〜)
- 【平均】トヨタレンタカー(コンパクトカー5,000円/日〜)
- 【高くてもいい】日産レンタカー(ミニバン8,000円/日〜)
釣りとBBQを楽しむなら、クーラーボックスや釣具を積むスペースが必要なので、少し大きめの車をレンタルすることをお勧めします。特に釣った魚を持ち帰る予定があれば、十分な収納スペースが必要です。
実際に利用したユーザーの声を抜粋
「家族でプライベートイカダを利用しました。大人数でBBQしながら釣りができて最高でした!子供たちも初めての釣りで大喜び。スタッフの方も丁寧に教えてくれて助かりました。」(40代男性)
「美ら海水族館観光の後に立ち寄りました。水族館で見た魚を実際に釣れて感動!手ぶら釣りパックを利用したので、何も持っていなくても楽しめました。沖縄の美しい海を眺めながらの釣りは格別です。」(30代女性)
「夜釣りプランを利用しました。昼間とは違う魚が釣れて面白かったです。夜の海の静けさと星空が最高でした。ただ、夏場は虫が多いので虫除けは必須です。」(20代男性)
「沖縄旅行のメインイベントとして利用しましたが大正解でした。天然の魚相手なので釣果は運次第ですが、それも含めて楽しめました。釣った魚はその場で調理してもらえるサービス(別料金)もあり、新鮮な魚を堪能できました。」(50代男性)
【まとめ】本部釣りイカダ 海生活をおすすめしたい度
本部釣りイカダ 海生活は、沖縄の美しい海を舞台に釣りとBBQを同時に楽しめる、まさに「海三昧」のマリンレジャースポットです。特におすすめしたいのは以下のような方々です:
- 沖縄旅行で海のアクティビティを探している観光客
- 釣りとBBQを同時に楽しみたいグループや家族連れ
- 本格的な天然魚釣りにチャレンジしたい釣り愛好家
- 夜釣りなど特別な釣り体験を求める方
天然の魚が対象となるため、釣果は日によって変動しますが、それも含めて本格的な釣りの醍醐味を味わえます。施設が充実しているため、釣り初心者でも安心して利用できるのが魅力です。
料金体系が細かく分かれているため、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。特に釣具を持参できる方は「イカダ渡し」プランがコスパ良く利用できます。逆に、旅行者など手ぶらで訪れる方は「手ぶら釣りパック」が便利でしょう。
年間を通じて楽しめますが、特におすすめの時期は5月〜6月と9月〜10月。夏場の7月〜8月も魚の活性は高いものの、台風シーズンと重なるため天候に左右されやすい点は注意が必要です。
施設周辺には美ら海水族館や古宇利島など人気観光スポットが多いため、沖縄北部観光と組み合わせた旅程を組むと効率よく沖縄を満喫できるでしょう。沖縄ならではの青い海と白い雲の下、大切な人との思い出づくりにぜひ訪れてみてください。
コメント