しまなみ海道随一の景観を楽しみながら釣りができる「しまなみ海道 つり堀公園」。瀬戸内海を一望できるロケーションと手ぶらでも楽しめる充実した設備が魅力です。
初心者からファミリーまで幅広い層に人気のこの施設では、マダイやクロダイなどの高級魚が手軽に釣れることで知られています。時間無制限で魚との駆け引きを楽しめるうえ、面白いことにボラを釣ると逆にお金がもらえるユニークなシステムも。
潮風を感じながら釣りの醍醐味を体験できる、しまなみ海道観光の隠れた穴場スポットです。
しまなみ海道 つり堀公園の基本情報
- 場所: 〒722-2401 広島県尾道市瀬戸田町御寺805
- 営業時間: 9:00~16:00
- 定休日: 無休(臨時休業あり)
- 平均予算: 2,500円~4,000円程度(持ち帰り魚の量による)
- レンタル: あり(料金に貸竿・エサ付き)
- 釣具の持ち込み: 可能(ルアー使用不可)
- 釣れる魚: マダイ、クロダイ、シーバス、ボラ、その他
- 注意事項: 魚の持ち帰りは100gあたり200円。ボラを釣り上げると100円もらえる。支払いは現金のみ。
- ウェブサイト: しまなみ海道 つり堀公園公式サイト
料金体系について
しまなみ海道 つり堀公園は入場料2,500円(時間無制限・貸竿・エサ付き)で、釣った魚の持ち帰りには100gあたり200円の追加料金がかかります。例えば30cmほどのマダイ(約1kg)を持ち帰る場合は2,000円の追加費用となります。
面白いポイントとして、施設ではボラを釣り上げると100円がもらえるユニークな特典があります。これは環境保全と釣り体験の多様化を図る取り組みの一環です。
なお買取方式のため、釣りすぎには注意が必要です。思いのほか釣果が良いと、帰りの会計で予想外の出費となる可能性があります。支払いは現金のみとなっていますので、事前に十分な現金を用意しておくことをおすすめします。
注意事項と補足データ
時にはレンタル釣具を使わない選択は「節約」になります。でもつり堀公園は、自前の釣具を持ち込んでも1竿あたり2,500円の料金がかかるので注意してください。ルアーの使用は禁止されているため、エサ釣りのみとなります。
施設の入場料には、レンタル竿とエサが付いています。むしろ手ぶらでの来場が推奨されるくらいですので、サイクリングコースのついでに立ち寄りやすいですね。
また、しまなみ海道沿いに位置する絶好のロケーションであるため、特に休日は混雑することがあります。天候によっては臨時休業となることもあるため、訪問前に公式サイトや電話で営業状況を確認するとよいでしょう。
しまなみ海道 つり堀公園のおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
マダイを釣るコツ
マダイは本施設で人気No.1の魚種です。初心者の方でも以下のポイントを押さえれば釣果を上げやすくなります。
- タナ(水深): 水面から1~2mの中層~底付近を狙うのが効果的です。季節や時間帯によって変わるため、スタッフに聞くのが確実です。
- 仕掛け: シンプルな胴付き仕掛けが有効。施設の貸竿・仕掛けでも十分に対応可能です。
- アタリの見極め: マダイのアタリは「コツン」と小さく一回だけ来ることが多いです。そのタイミングで合わせると釣果アップにつながります。
クロダイ(チヌ)を狙うなら
クロダイは引きが強く、釣り応えのある魚です。
- 餌: 施設で提供されるエサで十分対応可能ですが、特にイソメやオキアミが効果的です。
- 釣り方: 底付近をゆっくり探るように釣ると当たりが出やすくなります。
- 時間帯: 朝方か夕方の薄暗い時間帯がチャンスタイムです。
シーバス釣りのポイント
シーバスは瞬発力のある引きが特徴で、釣り上げる喜びが大きい魚種です。
- 場所: 堤防際など障害物付近を狙うと良いでしょう。
- タイミング: 潮の動きが変わるタイミングが活性化しやすく、釣果が期待できます。
- アタリの特徴: シーバスのアタリは強く、明確です。一気に合わせて釣り上げましょう。
初心者の方には、施設スタッフにその日の魚の活性や有効なタナを聞くことをおすすめします。彼らの経験に基づいたアドバイスが最も確実な釣果につながります。
しまなみ海道 つり堀公園へのおすすめアクセス情報
車でのアクセス
しまなみ海道を利用するのが最もスムーズなアクセス方法です。
- 広島方面から: 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)を通り、生口島大橋を渡って生口島へ。瀬戸田ICで降り、県道286号線を約10分走行。
- 愛媛方面から: 西瀬戸自動車道を北上し、生口島大橋を渡って生口島へ。瀬戸田ICから約10分。
- 駐車場: 無料駐車場完備
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関を利用する場合は以下のルートがおすすめです。
- 広島駅から:
- 広島駅からJR山陽本線で尾道駅まで約1時間30分
- 尾道駅からバスで瀬戸田港まで約1時間
- 瀬戸田港からタクシーで約10分
- しまなみ海道サイクリングとの組み合わせ:
- レンタサイクルを借りてしまなみ海道サイクリングを楽しみながら訪問するのもおすすめです
- 瀬戸田港レンタサイクルターミナルから約15分
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
宿泊施設
- 【最安】ゲストハウスLOGほしまる:しまなみ海道サイクリストに人気の宿。一泊3,500円~
- 【平均】瀬戸田グランドホテル:瀬戸内海の眺望が美しい中規模ホテル。一泊8,000円~
- 【高級】ベラビスタ境ガ浜:瀬戸内海を一望できる高級リゾート。一泊25,000円~
レンタカー
- 尾道駅前にはトヨタレンタカー、日産レンタカーなどの店舗があります。
- 早朝から釣りを楽しみたい場合は、前日に尾道市内で宿泊し、朝から出発するのがおすすめです。
実際に利用したユーザーの声を抜粋
「初めての海釣りでしたが、スタッフさんが丁寧に教えてくれたおかげで40cmのマダイが釣れました!景色も最高で一日中楽しめました。」(30代男性)
「子供と一緒に訪れましたが、手ぶらで行けるのが助かりました。子供も小さなタイを釣り上げて大喜び。ボラを釣ったら100円もらえて、それも良い思い出になりました。」(40代女性)
「しまなみ海道サイクリングの途中に立ち寄りました。汗を流しながらの釣りは格別でした。釣った魚は持ち帰れないと思っていましたが、追加料金で持ち帰れると知って嬉しかったです。」(20代男性)
「景色が最高!釣りをしながらの瀬戸内海の眺めは格別です。時間無制限なので、のんびり過ごせるのも良かったです。」(50代男性)
【まとめ】しまなみ海道 つり堀公園をおすすめしたい度 ★★★★☆
しまなみ海道 つり堀公園は、初心者からベテランまで楽しめる海上釣り堀施設として高くおすすめできます。
手ぶらで訪れても竿とエサが提供され、時間無制限で釣りを楽しめる点が大きな魅力です。また、瀬戸内海の絶景を眺めながらの釣りは、釣果に関わらず贅沢な時間を過ごせます。
特に初心者やファミリー層には最適な環境が整っており、釣り未経験者でも気軽に海釣りの醍醐味を体験できます。釣れる魚種も豊富で、高級魚のマダイやクロダイも十分に狙えるためコストパフォーマンスも良好です。
唯一の懸念点は、買取方式を採用しているため、釣果が良すぎると思わぬ出費になる可能性がある点です。しかし、それを踏まえても瀬戸内海の景観と釣りの楽しさを両立できる貴重なスポットとして、しまなみ海道観光と合わせて訪れる価値は十分にあります。特に春から秋の温暖な時期がおすすめです。
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