桜島海づり公園は、活火山として有名な桜島にある海釣り施設で、釣り料金わずか大人200円(4時間・貸竿込み)という破格の料金設定が魅力です。
鹿児島湾に面した絶好のロケーションで、マダイやカンパチなどの高級魚も狙えます。桜島観光とセットで楽しめる唯一無二の海釣り体験として、観光客にも地元の方にも愛され続けています。フェリーでのアクセスも含めて、特別な釣り体験ができる施設です。
桜島海づり公園の基本情報
- 場所: 〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-3
- 営業時間: <4~9月>6:00~19:00<10月>6:00~18:00<11~3月>7:00~17:00
- 定休日: 年中無休
- 平均予算: 入園料大人100円+釣り料大人200円(4時間・貸竿込み)=合計300円
- レンタル: 釣り料に貸竿が含まれる、エサ・仕掛けの販売有り、ライフジャケット無料貸出
- 釣具の持ち込み: 可能(サビキ・胴付き仕掛けがおすすめ)
- 釣れる魚: マダイ・イシダイ・マダコ・イカ・カンパチ・アジ・カサゴ・メジナ・カワハギ
- 注意事項: 投げ釣り・撒き餌禁止、水深7m前後で潮流あり、15~20号のオモリ推奨
- ウェブサイト: 桜島海づり公園 – 鹿児島市海づり公園
料金体系について
桜島海づり公園の料金体系は、全国の海釣り施設の中でも最安クラスの設定となっています。特筆すべきは、釣り料金にレンタル竿が含まれている点で、手ぶらでも完全に楽しめる仕組みが整っています。
<基本料金>
- 入園料: 大人100円、子供50円
- 釣り料(4時間制・貸竿込み): 大人200円、子供100円
- 合計: 大人300円、子供150円
この料金には以下のサービスが含まれます:
- 貸竿(サビキ釣り・胴付き仕掛け対応)
- ライフジャケット無料貸出
- 施設利用料
エサと仕掛けのみ別途購入が必要ですが、それでも総額500円程度で本格的な海釣りが楽しめます。
注意事項と補足データ
桜島海づり公園は桜島という特殊な立地にあるため、アクセス方法が独特です。JR鹿児島駅から徒歩でフェリー乗り場へ向かい、桜島フェリーを利用してアクセスします。
水深は約7mと比較的浅めですが、鹿児島湾の潮流の影響で15~20号のオモリが推奨されます。投げ釣りと撒き餌は禁止されているため、サビキ釣りや胴付き仕掛けでの釣りがメインとなります。
桜島側の宿泊施設は限られているため、宿泊を伴う場合は鹿児島市街地での宿泊をおすすめします。
桜島海づり公園のおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
釣り場環境と特徴
桜島海づり公園は鹿児島湾に面した海釣り施設で、活火山である桜島の雄大な景色を眺めながら釣りを楽しめる唯一無二のロケーションです。水深は約7mと比較的浅いものの、鹿児島湾の豊かな漁場に隣接しているため、多様な魚種が期待できます。
おすすめの仕掛けとタックル
レンタル竿が釣り料金に含まれているため、初心者の方はまずレンタルから始めることをおすすめします。
レンタル竿活用での基本スタイル
- 仕掛け: サビキ仕掛け(アジ・カサゴ狙い)または胴付き仕掛け(マダイ・カンパチ狙い)
- オモリ: 15~20号(潮流対応)
- エサ: オキアミ、アオイソメ、サビキ用アミエビ
- 補助用具: 無料レンタルのライフジャケット着用必須
持ち込みタックル(中級者~上級者向け)
- ロッド: 磯竿2~3号、3.5~4.5m
- リール: 3000番台スピニングリール
- ライン: ナイロン3~4号
- オモリ: 15~20号(潮流の強さに応じて調整)
季節別の釣果情報と釣りのコツ
春~夏(4~9月):営業時間6:00~19:00
- アジのサビキ釣りが最盛期
- マダイの活性が高く、胴付き仕掛けで狙い目
- 朝マズメ(6:00~8:00)と夕マズメ(17:00~19:00)が特におすすめ
秋(10月):営業時間6:00~18:00
- カンパチやメジナの回遊が期待できる時期
- 水温が安定し、一日を通して釣果が期待できる
冬(11~3月):営業時間7:00~17:00
- イシダイやカワハギなどの根魚が活発
- 寒い時期だが、鹿児島湾の温暖な環境で魚の活性は保たれる
桜島ならではの釣りのポイント
- 火山灰の影響で海水がミネラル豊富なため、魚の活性が高い
- 潮流の変化を読むことが釣果アップの鍵
- 桜島の噴火活動による水質変化も魚の行動に影響するため、地元情報をチェック
桜島海づり公園へのアクセス情報
フェリーでのアクセス|おすすめ!
桜島海づり公園へは、桜島フェリーを利用したアクセスが基本となります。この特殊なアクセス方法も、桜島観光の一部として楽しめる要素です。
鹿児島市街地からのアクセス
- JR鹿児島中央駅から市電で「水族館口」へ(約15分)
- 徒歩5分で鹿児島港桜島フェリーターミナル
- 桜島フェリーで桜島港へ(約15分、24時間運航)
- 桜島港から海づり公園まで車で約10分
フェリー料金
- 大人: 200円(片道)
- 小人: 100円(片道)
- 自動車航送: 1,200円~(車の大きさによる)
車でのアクセス(陸路)
意外にも、宮崎県方面からの陸路アクセスの方が距離的には近い場合があります。
- 宮崎市から約2時間
- 都城市から約1時間30分
- 鹿屋市から約1時間
ただし、桜島観光とセットで考える場合は、フェリーでのアクセスの方が観光価値が高いでしょう。
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
桜島側の宿泊施設は限られているため、鹿児島市街地での宿泊をおすすめします。
【最安】予算を抑えたい方向け
- ビジネスホテル:4,000円~6,000円程度
- 例:鹿児島第一ホテル、ホテルサン人吉など(鹿児島市街地)
【平均】標準的な宿泊施設
- シティホテル:8,000円~12,000円程度
- 例:鹿児島東急REIホテル、ホテル法華クラブ鹿児島など
【高くてもいい】桜島での特別体験を重視する方向け
- 桜島のリゾートホテル:15,000円以上
- 例:国民宿舎レインボー桜島、桜島マグマ温泉など
レンタカー 桜島での移動にはレンタカーが便利です。
- 桜島港周辺にレンタカー営業所あり
- 料金は1日あたり4,000円~8,000円程度
- 運転免許証を忘れずにお持ちください
実際に利用したユーザーの声を抜粋
35代男性「★★★★★|5.0」
桜島観光のついでに立ち寄りましたが、釣り料200円で貸竿付きとは驚きです。景色も最高で、マダイも釣れて大満足でした。フェリーでのアクセスも含めて、特別な体験ができました。
40代女性「★★★★☆|4.0」
家族で桜島観光の際に利用しました。子供が初めての海釣りでしたが、ライフジャケットも無料で借りられて安心でした。景色を見ながらの釣りは贅沢な時間でした。アジがたくさん釣れて子供も大喜び。
50代男性「★★★★★|5.0」
全国の釣り場を回っていますが、ここは景色と料金のコスパが最強です。桜島をバックに釣りができるなんて、他では絶対に体験できません。カンパチが釣れた時は感動しました。
20代女性「★★★★☆|4.0」
彼氏と桜島デートで利用しました。釣り初心者でしたが、貸竿でサビキ釣りを教えてもらい、アジが釣れました。Instagram映えする写真もたくさん撮れて、思い出に残る一日でした。
60代男性「★★★☆☆|3.0」
料金は確かに安くて良いのですが、フェリーでのアクセスが少し面倒に感じました。ただし、桜島という特別な場所での釣りは一度は体験する価値があります。魚の種類も豊富で、釣り場としてのポテンシャルは高いです。
フェリーアクセスを面倒に感じる方もいらっしゃいますが、多くの方は桜島観光とセットで楽しまれており、特別な体験として高く評価されています。
【まとめ】桜島海づり公園をおすすめしたい理由
施設の魅力と特徴
桜島海づり公園は、日本全国でも類を見ない「活火山を眺めながら海釣りができる」という唯一無二の体験を提供しています。釣り料金わずか200円(4時間・貸竿込み)という破格の料金設定でありながら、マダイやカンパチなどの高級魚も狙える本格的な釣り環境が整っています。
ライフジャケットの無料貸出や、釣り料金に含まれる貸竿サービスなど、初心者や観光客への配慮も行き届いており、手ぶらでも安心して楽しめる点が大きな魅力です。
最適な利用シーン
桜島観光とセットでの利用が最も価値の高い楽しみ方です。フェリーでのアクセス自体が観光体験となり、桜島の雄大な自然を満喫しながら海釣りを楽しめます。
家族連れにとっても、子供料金100円という設定と安全設備の充実により、安心して釣り体験をさせることができます。また、カップルや友人同士でのユニークなアクティビティとしても注目を集めています。
注意点とアドバイス
桜島側の宿泊施設は限られているため、宿泊を伴う場合は鹿児島市街地での宿泊をおすすめします。フェリーは24時間運航しているため、朝早い釣りでも問題ありません。
投げ釣りと撒き餌が禁止されているため、サビキ釣りや胴付き仕掛けでの釣りに特化した準備を心がけてください。潮流の影響で15~20号のオモリが推奨されますが、レンタル竿なら適切なセッティングがされています。
おすすめ度★★★★★|5.0
全国の海釣り施設の中でも、景色・料金・アクセスの特別感すべてにおいて最高レベルの評価ができる施設です。特に観光要素を重視する方、特別な体験を求める方には絶対におすすめです。鹿児島・桜島観光の際は、ぜひこの唯一無二の釣り体験をお楽しみください。
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