海上釣り堀でマグロに挑戦!初心者向け完全ガイド

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海上釣り堀でマグロが釣れると聞いても、「本当に釣れるの?」「どんな道具が必要?」と疑問に思う方も多いでしょう。

実は日本には本格的にマグロが釣れる海上釣り堀が存在し、適切な準備をすれば初心者でも夢の超大物に挑戦できるのです。

目次

マグロが釣れる海上釣り堀の特徴

日本でマグロ釣りができる貴重な2施設

日本全国に数多くある海上釣り堀の中で、マグロ釣りが可能な施設はわずか2箇所のみです。どちらも兵庫県にある離島の釣り堀で、渡船でアクセスする本格的な施設となっています。

マグロが釣れる施設の共通点:

  • 離島にある大規模な海上釣り堀
  • 渡船での移動が必要(約40分)
  • 特別なマグロ放流イベントを開催
  • 十分な設備とスタッフサポートがある

水宝(SUIHOU)の特徴

兵庫県姫路市家島にある日本最大級の海上釣り堀です。

基本情報:

  • 出船場所:姫路港、赤穂港、岡山県日生港の3箇所
  • 移動時間:各港から約40分
  • 最大収容人数:約300人
  • 料金:男性14,000円、女性・中学生11,000円、小学生8,000円

マグロ釣りの仕組み:

  • タグ付きの魚を釣り上げることでマグロ釣りエリアへの挑戦権を獲得
  • 専用のマグロ放流筏で挑戦可能
  • 手ぶらでも参加可能(レンタルタックル1,000円)

海恵(KAIEI)の特徴

同じく兵庫県姫路市家島町坊勢にある海上釣り堀で、積極的なマグロイベントが特徴です。

基本情報:

  • 出船場所:姫路港、網干漁港、日生港、赤穂港の4箇所
  • 料金:通常コース男性14,000円、マグロコース18,000円
  • 集合時間:各港6時〜6時20分

マグロ釣りのチャンス:

  • 土日限定マグロコーナー(1人18,000円)
  • 平日8名貸切でもマグロコース開催
  • 1回2,000円の釣りガチャイケスにも常時マグロを放流
  • 団体貸切の特典としてマグロ挑戦権をプレゼント

専用タックルの必要性

マグロ釣りには専用装備が必須

海上釣り堀のマグロは小型とはいえ、20〜50kgクラスの個体が放流されることもあります。通常の海上釣り堀用タックルでは対応できません。

推奨タックル仕様:

ロッド:

  • 長さ:3.5〜4.0m
  • 強度:青物用またはマグロ専用
  • がまかつ「海上釣堀アルティメイトスペック」
  • シマノ「シーリアH350/H400」
  • ダイワ「シーパラダイス」など

リール:

  • 電動リール推奨(手巻きでも可)
  • PE4〜6号を200m以上巻けるもの
  • ドラグ性能が重要

ライン構成:

  • メインライン:PE4〜6号
  • リーダー:フロロカーボン20〜30号(5〜8m)
  • ハリス:フロロカーボン12〜20号

レンタルタックルでも挑戦可能

両施設ともマグロ対応のレンタルタックルを用意しています。

水宝のレンタル:

  • 料金:1,000円
  • 青物用タックル対応

海恵のレンタル:

  • 貸し竿:2,000円
  • 手ぶらセット:3,000円(竿・仕掛け・エサ込み)

泳がせ釣りの大型仕掛け

マグロ狙いの基本仕掛け

マグロ釣りでは泳がせ釣りが最も効果的です。活きた小魚を泳がせてマグロの捕食本能を刺激します。

基本の泳がせ仕掛け:

電動リール
    ↓
PE4〜6号メインライン
    ↓
サルカン
    ↓
フロロカーボンリーダー20〜30号(5〜8m)
    ↓
テンヤまたは胴付き仕掛け
    ↓
フロロハリス12〜20号(1.5〜2m)
    ↓
マグロ針18〜22号

ポイント:

  • ハリスは太めを使用(マグロの歯は鋭い)
  • 針は大きめで、活きエサがしっかり泳げるもの
  • オモリは30〜50号(潮流に応じて調整)

エレベーター仕掛けも有効

マグロは中層を回遊するため、エレベーター仕掛けで棚を探ることも重要です。

エレベーター仕掛けの特徴:

  • オモリとハリを分離することで、エサが自然に泳ぐ
  • マグロがヒットした際にオモリの抵抗を軽減
  • 中層から表層まで幅広い棚を探れる

活きイワシ・サバの使い方

活きエサが最強の武器

マグロ狙いでは活きエサが圧倒的に有効です。両施設とも活きエサを販売しています。

海恵での活きエサ:

  • 活きアジ4匹:500円
  • 常時新鮮な活きエサを用意

活きエサの付け方:

背掛け:

  • 背びれの前に針を刺す
  • 最も自然な泳ぎを実現
  • 長時間元気に泳がせられる

鼻掛け:

  • 上顎に針を刺す
  • 素早い泳ぎでマグロにアピール
  • ヒット率が高い

腹掛け:

  • 腹部に針を刺す
  • 弱った状態を演出
  • 警戒心の強いマグロに有効

エサの管理と交換タイミング

活きエサを元気に保つコツ:

  • 水温変化を避ける
  • 酸素不足に注意
  • 2〜3時間おきに新しいエサに交換
  • 弱ったエサは早めに交換する

エサ交換のタイミング:

  • 泳ぎが弱くなった時
  • 表層に浮いてきた時
  • 2時間以上経過した時

超大物とのやり取り

マグロがヒットした瞬間

マグロがヒットすると、今まで経験したことのない強烈な引きを体感します。

ヒット直後の対応:

  1. ドラグを緩める(ラインブレイクを防ぐ)
  2. ロッドを立てる(魚の走りに対応)
  3. 周囲に「マグロです!」と声をかける
  4. スタッフに応援を要請

ファイト中の基本技術

ポンピング&ワインディング:

  • ロッドを上げて魚を寄せる(ポンピング)
  • ロッドを下げながらリールを巻く(ワインディング)
  • この動作を繰り返してじっくりと寄せる

ドラグ調整:

  • 最初は緩めに設定
  • 魚が疲れてきたら少しずつ締める
  • 急激な締めすぎはライン切れの原因

体力温存のコツ:

  • 腰ベルトやファイティングハーネスを使用
  • 足腰を使って全身でファイト
  • 無理な力技は避ける

取り込み時の注意点

ネット入れのタイミング:

  • 魚が完全に疲れるまで待つ
  • 無理やり引き上げない
  • スタッフの指示に従う

最後の一瞬が最重要:

  • マグロは最後まで暴れる
  • 油断は禁物
  • ネット入れまで気を抜かない

安全面での注意事項

離島での安全管理

渡船時の注意:

  • ライフジャケット着用義務(法的義務)
  • 船内では指定席に着席
  • 船酔い対策を事前に実施

釣り堀での安全対策:

  • 滑りにくい靴を着用
  • 手すりから身を乗り出さない
  • 大物ヒット時は周囲の安全確認

マグロファイト時の特別な注意

周囲への配慮:

  • 大きな声で「マグロ!」と知らせる
  • 隣の釣り人の竿と絡まないよう注意
  • スタッフの指示に必ず従う

身体的な注意:

  • 腰や肩への負担が大きい
  • 適度な休憩を取る
  • 無理なファイトは避ける
  • 体調不良時は速やかにスタッフに相談

緊急時の対応

設備の確認:

  • 両施設とも清潔なトイレ完備
  • スタッフが常駐してサポート
  • 緊急時の連絡体制が整備

連絡先:

  • 水宝:釣り堀まで要確認
  • 海恵:080-5638-1691(直通)

まとめ

海上釣り堀でのマグロ釣りは、適切な準備と正しい知識があれば初心者でも十分に挑戦可能です。「水宝」と「海恵」という2つの素晴らしい施設が、あなたの夢の大物釣りをサポートしてくれます。

成功のポイント:

  • 専用タックルまたはレンタル装備の活用
  • 活きエサを使った泳がせ釣り
  • 安全第一での楽しい釣行
  • スタッフとの連携

最初は緊張するかもしれませんが、一度マグロの強烈な引きを体験すれば、きっと海上釣り堀の魅力にはまってしまうはずです。ぜひこのガイドを参考に、夢のマグロ釣りに挑戦してみてください!

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