京都府宮津市にある「宮津市海洋つり場」は、大人1,100円という格安料金で11種類の多彩な魚種が狙える公営の海釣り施設です。
海上に張り出した桟橋で安全に釣りが楽しめ、クロダイやマダイ、ブリなどの高級魚からキスやハゼまで幅広いターゲットが期待できます。地元自治体によるイベントも充実しており、初心者から経験者まで満足できる関西日本海側の人気釣りスポットです。
宮津市海洋つり場の基本情報
- 場所:〒626-0052 京都府宮津市小田宿野816-1
- 営業時間:7:00~17:00
- 定休日:火水木(営業は金土日月のみ)
- 平均予算:大人1,100円、子供550円+駐車場500円
- レンタル:詳細記載なし(現地確認要)
- 釣具の持ち込み:可能
- 釣れる魚:クロダイ・マダイ・ブリ・ハゼ・キス・タコ・イカ・カサゴ・メバル・カレイ・サゴシ(サワラ)
- 注意事項:イベント開催が多い。例年4~11月営業(2025年は要確認)
- ウェブサイト:宮津市海陽つり場
料金体系について
宮津市海洋つり場は公営施設ならではの格安料金設定で、民間施設と比較して圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
<基本入場料>
- 大人:1,100円
- 子供(小中学生):550円
- 見学者:同額(釣りをしない場合も入場料必要)
<駐車場料金>
- 1台につき:500円
<営業期間>
- 例年:4月~11月(8ヶ月間営業)
- 2025年:営業案内未発表(要確認)
<営業日>
- 金曜日、土曜日、日曜日、月曜日のみ
- 火曜日、水曜日、木曜日は定休日
1日の総予算は大人1,600円(入場料1,100円+駐車場500円)という破格の料金で、家族での利用も非常にリーズナブル。公営施設らしい良心的な価格設定が最大の魅力です。
注意事項と補足データ
春から秋まで営業しており、2025年の営業は4月21日から始まっています。営業は例年の傾向(4月~11月)を参考に事前確認しましょう。営業日が金土日月の週4日に限定されているため、利用計画は慎重に立てる必要があります。
地元自治体による各種イベントが充実しており、釣り大会や体験教室なども開催される可能性があります。海上に張り出した桟橋での釣りは足場が安定しており、家族連れや初心者でも安心して利用できる環境です。
宮津市海洋つり場のおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
クロダイ・マダイ釣りのおすすめ仕掛けとコツ
おすすめ仕掛け(ウキ釣り)
- ロッド:4.5~5.4mの磯竿1~2号
- リール:中型スピニングリール2500~3000番
- 道糸:ナイロン2~3号
- ハリス:フロロカーボン1.5~2号(1~1.5m)
- 針:チヌ針1~3号、マダイ針8~10号
- ウキ:円錐ウキ0~3B
- オモリ:ガン玉適量
釣りのコツ: 日本海側の特徴として潮の流れが穏やかで、じっくりと狙える環境。クロダイは警戒心が強いため静かなアプローチが重要で、マダイは底付近を丁寧に探りましょう。エサはオキアミ、コーン、練り餌が効果的です。
青物(ブリ・サゴシ)のおすすめ仕掛けと攻略法
おすすめ仕掛け(ルアー釣り)
- ロッド:2.7~3.0mのシーバスロッド(ML~M)
- リール:中型スピニングリール2500~3000番
- 道糸:PE0.8~1.2号
- リーダー:フロロカーボン3~4号(1m)
- ルアー:メタルジグ、ミノー、バイブレーション
- 重さ:10~30g
エサ釣り仕掛け(胴付き)
- 道糸:ナイロン4~6号
- ハリス:フロロカーボン4~6号(1.5m)
- 針:青物針10~12号
- オモリ:中通しオモリ3~5号
釣りのコツ: 秋季のサゴシ回遊時期が特にチャンス。ルアーは中層を意識してリトリーブし、エサ釣りではサバの切り身や活きアジが効果的。回遊待ちの釣りのため、潮目や鳥山を意識しましょう。
底物(キス・カレイ・ハゼ)のおすすめ仕掛けと釣り方
おすすめ仕掛け(投げ釣り・ちょい投げ)
- ロッド:3.6~4.2mの投げ竿・万能竿
- リール:中型スピニングリール3000番
- 道糸:ナイロン3~4号
- 仕掛け:投げ釣り仕掛け2~3本針
- 針:流線針7~9号
- オモリ:天秤オモリ10~20号
- エサ:青イソメ、ゴカイ
釣りのコツ: 桟橋から砂地を狙う投げ釣りが効果的。キスは日中、カレイは夕方から夜間、ハゼは干潮時の浅場が狙い目。エサは新鮮な虫エサを小さく付け、こまめなアタリ取りが重要です。
宮津市海洋つり場へのおすすめアクセス情報
車でのアクセス|おすすめ!
京都縦貫自動車道「宮津天橋立IC」から約15分、国道176号線経由でアクセス可能。駐車場は施設に完備されており、1台500円で利用できます。関西圏から日本海側への釣行ルートとして人気があります。
大阪市内からは約2時間30分、京都市内からは約2時間のドライブ。朝7:00の開始に合わせる場合は、大阪から4:30頃、京都から5:00頃の出発が目安です。天橋立など観光地も近く、釣りと観光を組み合わせた旅行も可能です。
電車でのアクセス
京都丹後鉄道宮津線「宮津駅」から車で約10分、バス利用も可能ですが本数が限られます。釣具一式の持参を考慮すると、駅からタクシー利用が現実的です。電車利用の場合は、前日に宮津市内で宿泊し、翌朝タクシーで移動するプランがおすすめです。
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
【最安】予算を抑えたい方向け
- 宮津市内のビジネスホテル:6,000円~8,000円程度
- 天橋立周辺の民宿:7,000円~9,000円程度
【平均】標準的な宿泊施設
- 宮津市内のシティホテル:9,000円~13,000円程度
- 天橋立エリアの温泉ホテル:12,000円~18,000円程度
【高くてもいい】快適さを重視する方向け
- 天橋立高級旅館:20,000円以上
- オーベルジュ系リゾートホテル:25,000円以上
観光との組み合わせ: 天橋立、伊根の舟屋、城崎温泉など関西屈指の観光地が近く、釣りと観光を組み合わせた旅行プランが人気です。
レンタカー 宮津駅周辺や京都市内でレンタカーを利用するのがおすすめです。
- トヨタレンタカー宮津店
- ニッポンレンタカー京都駅前店
- タイムズカーレンタル京都駅前店
釣具持参のため、コンパクトカー以上がおすすめ。料金は1日あたり6,000円~10,000円程度です。レンタカー利用には運転免許証が必須のため、忘れずに持参してください。
実際に利用したユーザーの声を抜粋
50代男性「★★★★☆|4.0」
格安料金で多種多様な魚が釣れる素晴らしい施設です。クロダイとキスを狙いましたが、予想外にサゴシも釣れて大満足。桟橋は安全で、家族連れでも安心して利用できます。ただし営業日が限られているので事前確認が必要ですね。
40代女性「★★★★★|5.0」
子供連れで利用しました。料金が安く、子供も小さなハゼやメバルを釣って大喜び。公営施設なので安心感があり、イベントも楽しそうです。天橋立観光と合わせて利用できるのも魅力的だと思います。
30代男性「★★★★☆|4.0」
関西から日本海側への釣行で利用。ブリの若魚とマダイが釣れて、コストパフォーマンスは抜群です。ただし2025年の営業情報がまだ出ていないので、シーズン前には必ず確認が必要だと思います。
60代男性「★★★★☆|4.0」
地元のイベントに参加しました。釣り大会形式で楽しく、他の参加者との交流も良い思い出になりました。施設は清潔で管理が行き届いており、公営ならではの安心感があります。
20代女性「★★★☆☆|3.0」
初心者で利用しましたが、レンタル情報が少なく不安でした。実際は現地で何とかなりましたが、事前にもっと詳しい情報があると良いと思います。釣りは楽しめましたが、情報不足が残念でした。
全体的に高評価を得ており、特に「格安料金」「多魚種」「安全性」が評価されています。一方で、営業情報の更新やレンタル情報の充実については改善を求める声もあります。
【まとめ】宮津市海洋つり場をおすすめしたい理由
宮津市海洋つり場は、関西圏から日本海側の釣りを気軽に楽しめる貴重な公営釣り施設です。特に以下の点で優れています:
圧倒的なコストパフォーマンス: 大人1,100円という破格の料金で11種類の魚種が狙える環境は、公営施設ならではの魅力。家族での利用でも負担が少なく、気軽に海釣りを体験できます。民間施設では実現困難な良心的価格設定です。
多彩な魚種と安定した釣り環境: クロダイ、マダイなどの高級魚から、キス、ハゼなどの小物まで幅広いターゲットが期待でき、初心者から上級者まで楽しめます。海上桟橋という安全な環境で、足場を気にせず釣りに集中できます。
観光地との絶好の立地: 天橋立をはじめとする関西屈指の観光地が近く、釣りと観光を組み合わせた充実した旅行が可能。日本海側の美しい景色とともに、関西では味わえない釣り体験ができます。
地域密着のイベント充実: 地元自治体による釣り大会や体験教室など、単なる釣り場を超えた地域交流の場としての価値も提供。公営施設らしい教育的・文化的側面も魅力の一つです。
関西圏でコストを抑えて海釣りを楽しみたい方、日本海側の釣りを体験したい方、釣りと観光を組み合わせた旅行を計画している方、家族での釣り体験を求める方に特におすすめ。
ただし、営業期間や営業日が限定されているため、事前の情報確認は必須です。京都府の美しい日本海で、格安料金での充実した釣り体験をお楽しみください。
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