南紀白浜の温泉リゾート地にある「カカタの釣堀」は、小物釣りと大物釣りの2コース制で幅広いニーズに対応する海上釣り堀です。
年中無休の営業と充実した観光地のメリットを活かし、釣りと温泉を組み合わせた贅沢な旅行プランが楽しめます。
カカタの釣堀の基本情報
- 場所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田藤島2217-2
- 営業時間:7:00~14:00(受付6:30まで)※12~2月は7:30~14:00
- 定休日:年中無休(悪天候時は休業の可能性あり)
- 平均予算:大物釣り12,400円、小物釣り3,680円(2時間)
- レンタル:大物釣り用貸し竿1,550円、各種エサ販売あり
- 釣具の持ち込み:可能(竿の長さ4m以内、1人1本まで)
- 釣れる魚:マダイ・ブリ・カンパチ・ヒラマサ・シマアジ・イシダイ・イシガキダイ
- 注意事項:事前予約限定、集魚剤・ルアー禁止
- ウェブサイト:カカタの釣堀
料金体系について
カカタの釣堀は小物釣りと大物釣りの2コース制を採用しており、目的に応じて選択できる料金設定が特徴です。
<小物釣りコース>
- 基本料金:1名3,680円(2時間釣り放題、竿・エサ代込み)
- 延長料金:1時間1,700円
<大物釣りコース>
- 大人:12,400円
- 女性:9,200円
- 子供(小学生以下):7,100円
- 年末特別期間(12/29~30):一律12,400円
小物釣りコースは竿とエサが料金に含まれているため、手ぶらで気軽に楽しめます。大物釣りコースは本格的な海上釣り堀体験ができ、釣り放題システムで釣った魚は全て持ち帰れます。
注意事項と補足データ
カカタの釣堀は完全予約制のため、事前の電話予約が必須です。キャンセル料については前日午前中まで無料ですが、前日午後以降は理由に関わらず100%のキャンセル料が発生するため注意が必要です。
集魚剤やルアーの使用は禁止されており、ジグをオモリとして使用することも禁止です。また、イケス外での釣りも禁止されているため、指定されたエリア内での釣りに限定されます。
貸切利用は5名以上12名以下が推奨されており、個人利用より割安になる特典があります。繁忙期には料金が高くなりますが、竿を2本使えるなどの特別サービスが付くためお得感があります。
カカタの釣堀のおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
釣り場環境と特徴
カカタの釣堀は南紀白浜の美しい海域に設置された海上釣り堀で、2つのコースで異なる釣り体験を提供しています。イケスは円形で、大物釣りコースでは水深10m程度の本格的な環境が整っています。
小物釣りコース攻略法
おすすめタックル
- ロッド:2.5~3m程度の軽量竿(レンタル利用推奨)
- 仕掛け:サビキ仕掛けまたは胴付き仕掛け
- エサ:オキアミ、アミエビ(料金込み)
小物釣りコースは2時間という短時間設定のため、手返しの良さが重要です。レンタル竿を利用すれば、施設スタッフが最適な仕掛けを準備してくれます。
大物釣りコース攻略法
マダイ向けタックル
- ロッド:3.5~4m程度の海上釣り堀専用竿
- リール:2500~3000番のスピニングリール
- ライン:ナイロン3~4号
- 仕掛け:ウキ釣り仕掛け(ハリス2~3号)
- エサ:オキアミ、アミエビ、イソメ
青物(ブリ・カンパチ)向けタックル
- ロッド:4m程度の強めの竿
- リール:3000番以上のスピニングリール
- ライン:ナイロン4~5号
- 仕掛け:ウキ釣り仕掛け(ハリス4~5号)
- エサ:生アジ、オキアミ
季節別の釣果情報
春(3月~5月)
- マダイの活性が高い時期
- シマアジも好調
- 小物釣りコースでも良型が期待できる
夏(6月~8月)
- 青物の最盛期
- ブリ、カンパチの大型が狙える
- 観光シーズンと重なり予約が取りにくい
秋(9月~11月)
- 全魚種が安定して釣れる
- イシダイ、イシガキダイも狙い目
- 1年で最も釣果が安定する時期
冬(12月~2月)
- マダイ中心の釣りとなる
- 営業時間が短縮(7:30~14:00)
- 年末は特別料金に注意
カカタの釣堀へのアクセス情報
車でのアクセス|おすすめ!
大阪市内から
- 所要時間:約2時間30分
- ルート:阪和自動車道→田辺IC→国道42号線→白浜方面
- 駐車場:施設駐車場完備
和歌山市から
- 所要時間:約1時間30分
- ルート:国道42号線経由
京都市内から
- 所要時間:約3時間
- ルート:京奈和自動車道→阪和自動車道→田辺IC
朝6:30の受付に間に合わせるには、大阪市内から4:00出発が必要です。前日入りでの宿泊を強く推奨します。
電車・バスでのアクセス
最寄駅:JR白浜駅
- 大阪駅から特急で約2時間30分
- 駅からタクシーで約15分(約3,000円)
電車利用の場合、始発でも朝の受付には間に合わないため、前日入りが必須となります。
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
【最安】予算を抑えたい方向け
- 白浜のビジネスホテル:8,000円~12,000円程度
- 例:ホテル白浜、白浜温泉 むさし
【平均】標準的な宿泊施設
- 白浜温泉の旅館・ホテル:15,000円~25,000円程度
- 例:白浜温泉 柳屋、ホテル川久
【高くてもいい】快適さを重視する方向け
- 白浜の高級リゾートホテル:30,000円以上
- 例:南紀白浜マリオットホテル、白浜古賀の井リゾート&スパ
レンタカー JR白浜駅周辺にレンタカー会社があります。
- トヨタレンタカー白浜店
- ニッポンレンタカー白浜店
- タイムズカーレンタル白浜店
釣具を持参する場合はコンパクトカー以上をおすすめします。料金は1日6,000円~10,000円程度です。運転免許証の持参をお忘れなく。
実際に利用したユーザーの声を抜粋
40代男性「★★★★★|5.0」
大物釣りコースでブリとマダイを複数匹釣ることができました。白浜温泉と組み合わせた旅行プランで家族全員が満足できました。2コース制なので予算に応じて選べるのが良いですね。
50代女性「★★★★☆|4.0」
小物釣りコースを利用しました。2時間という短時間でしたが、手軽に楽しめて良かったです。竿とエサが込みなので本当に手ぶらで参加できました。延長料金も妥当だと思います。
30代男性「★★★★★|5.0」
年中無休なのが助かります。年末に利用しましたが、特別料金になる代わりに竿を2本使えるなどのサービスがあり、お得感がありました。白浜の観光と合わせて最高の休暇になりました。
60代男性「★★★☆☆|3.0」
キャンセル料が厳しいのが気になりました。前日の午後からは100%かかるので、天候が心配な時期は予約しづらいです。釣果は良かったのですが、この点だけが残念でした。
20代女性「★★☆☆☆|2.0」
朝が早すぎて温泉旅行の雰囲気が台無しでした。せっかく白浜に来たのに朝4時起きは辛かったです。もう少し遅い時間から始まるコースがあれば良いのですが。
キャンセル料の厳しさや早朝スタートに対する懸念もありますが、全体的には2コース制の柔軟性や白浜という立地の良さが高く評価されています。温泉旅行との組み合わせを前提とした宿泊プランを組むことで、早朝スタートの問題も解決できます。
【まとめ】カカタの釣堀をおすすめしたい度
施設の魅力と特徴
柔軟な2コース制 カカタの釣堀最大の魅力は、小物釣りと大物釣りの2コース制です。予算や時間、経験レベルに応じて選択できるため、幅広い層のニーズに対応しています。小物釣りコースは手ぶらで気軽に参加でき、大物釣りコースは本格的な海上釣り堀体験が可能です。
年中無休の安定営業 年中無休の営業により、連休や年末年始でも利用できる点は大きなメリットです。ただし繁忙期は特別料金になるため、事前の確認が重要です。
観光地としての立地 南紀白浜という日本有数の温泉リゾート地にあるため、釣り以外の楽しみも豊富です。温泉、グルメ、観光スポットと組み合わせた総合的な旅行プランが立てやすく、特に家族旅行やカップル旅行に適しています。
最適な利用シーン
温泉旅行との組み合わせ
- 白浜温泉での宿泊と釣り体験のセットプラン
- 関西圏からの1泊2日旅行に最適
- 家族旅行、カップル旅行におすすめ
注意点とアドバイス
早朝スタートと宿泊の必要性 朝6:30受付のため、遠方からの利用には前日宿泊が必須です。ただし白浜は宿泊施設が充実しているため、この点はメリットとも言えます。
厳格なキャンセル規定 前日午後からのキャンセル料100%は厳しく感じますが、完全予約制の施設運営には必要な措置です。天候を含めた計画的な予約が重要です。
おすすめする理由★★★★☆(4/5)
関西圏から手軽にアクセスできる温泉リゾートで、本格的な海上釣り堀体験と観光を同時に楽しめる唯一無二の施設です。2コース制により初心者から上級者まで満足でき、年中無休の営業で利用しやすさも抜群です。
釣りと温泉を組み合わせた贅沢な旅行を計画している方、家族で多様な楽しみ方をしたい方、関西圏から特別な釣り体験をお求めの方には、カカタの釣堀を強くおすすめします。
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