静岡県沼津市の足保漁港内にある「海上釣り堀まるや」は、伊豆半島西浦の美しい海に面した人気の海上釣り堀です。
マダイやブリなどの高級魚を狙える貴重なスポットとして知られており、初心者から上級者まで幅広い釣り人に支持されています。施設の特徴は1日1回の放流と釣り放題のシステムにあり、釣果を持ち帰れるのが大きな魅力です。知名度が高く特に週末は混雑するため、事前の予約が必須となっています。
海と山に囲まれた絶好のロケーションで、充実した釣り体験と新鮮な魚の味を同時に楽しめる絶好のスポットです。
海上釣り堀まるやの基本情報
- 場所: 〒410-0242 静岡県沼津市西浦足保 足保漁港内
- 営業時間: 7:00~13:30(午後便は土日祝の13:30~16:00)
- 定休日: 不定期で臨時休業あり
- 平均予算: 大人13,700円、小学生以下6,000円(午後便は大人11,200円、小学生以下6,000円)
- レンタル: 貸し竿(仕掛け付き)1セット2,000円、エサ販売あり(活きアジ・ねり餌・オキアミなど)、タモ・スカリは無料
- 釣具の持ち込み: 竿の持ち込み可能(筏に出すのは1人1本まで)、針は1本針のみ
- 釣れる魚: マダイ、ブリ(ハマチ)、ワラサ、イシダイ
- 注意事項: 放流は1日1回、渡船が必要、釣座の移動禁止、空き筏への移動禁止、キャッチ&リリース禁止、ルアー・サビキ・疑似餌は禁止
- ウェブサイト: https://maruya-maruya.com
料金体系について
海上釣り堀まるやは基本料金内で釣った魚をすべて持ち帰れる「釣り放題」タイプの施設です。
通常便(7:00~13:30)は大人13,700円、小学生以下6,000円で、午後便(土日祝の13:30~16:00)は大人11,200円、小学生以下6,000円となっています。料金には渡船代が含まれており、釣った魚の量に関わらず追加料金は発生しません。
渡船のみ利用の場合は3,000円となっていますので、同行者で釣りをしない方でも渡船料金は必要です。貸し竿を利用する場合は別途2,000円(仕掛け付き)が必要ですが、タモやスカリなどの基本的な釣り道具は無料で利用できます。
注意事項と補足データ
- 施設の知名度が高く、特に土日祝日は早い段階で予約が埋まるため、できるだけ早めの予約をおすすめします
- 東名高速道路から施設まで約1時間かかるため、朝の受付時間に間に合うよう余裕を持った行動計画が必要です
- 放流は1日1回のみで、その後の釣果に影響するため、開始時間に遅れないようにしましょう
- 針は1本針のみ使用可能で、ルアー・サビキ・疑似餌は禁止されています
- キャッチ&リリースは禁止されており、釣った魚はすべて持ち帰ることになります
- 釣座の移動や空き筏への移動は禁止されています
- 施設内では安全のためライフジャケットの着用が推奨されています
- 夏場は日差しが強いため、帽子や日焼け止めなどの暑さ対策が必要です
まるやは海上釣り堀でも人気と知名度があるので、週末や連休の予約は早めに埋まることも。予約は電話にて受付しており、2025年5月現在ウェブ上からはしていないので注意しましょう。
海上釣り堀まるやのおすすめ仕掛け・釣りのコツなどの情報
海上釣り堀まるやでは、マダイ、ブリ(ハマチ)、ワラサ、イシダイなどの高級魚が釣れることで知られています。ここでは、特に人気の魚種3つについてのおすすめの仕掛けと釣りのコツをご紹介します。
マダイを狙う場合
マダイは「海上釣り堀まるや」の看板魚とも言える人気の魚種です。
推奨タックル:
- 竿:7:3調子の磯竿(2.7m〜3.6m)または専用の筏・イカダ竿
- リール:3000〜4000番クラスのスピニングリール
- 道糸:3号〜5号のナイロンラインまたはPEライン
- ハリス:2号〜4号のフロロカーボン
- 針:マダイ針8号〜10号
釣り方のコツ:
- オキアミとねり餌を使い分けるのが効果的
- 魚の活性に合わせて棚(タナ)を調整することが重要
- アタリがあったら一呼吸置いてから合わせると掛かりやすい
- 大きなマダイは強い引きがあるため、竿を立てすぎないようにする
- 特に朝一番の放流直後が狙い目
ブリ(ハマチ)・ワラサを狙う場合
ブリやワラサは引きの強さで人気があり、特に冬から春にかけて釣れる確率が高まります。
推奨タックル:
- 竿:硬めの磯竿(3.0m〜3.6m)または専用の海上釣り堀竿
- リール:4000〜5000番クラスのパワーのあるスピニングリール
- 道糸:5号〜8号のナイロンラインまたはPEライン2号程度
- ハリス:5号〜8号のフロロカーボン
- 針:丸セイゴ8号〜12号
釣り方のコツ:
- 生きた小アジなどの活きエサが効果的
- 中層から表層を意識した釣りが有効
- 強い引きに備えてドラグ調整を適切に行う
- アタリは一気に持っていかれることが多いので素早く対応
- 寄せてきたら慌てず、タモでしっかりと取り込む
最初はオキアミ・キビナゴで様子を見て、反応がなければ活き餌を使うのがいいでしょう。周囲の人が何で釣れているかをチェックするのも大切です。
イシダイを狙う場合
イシダイは高級魚として知られ、その強烈な引きと美味しさから人気があります。
推奨タックル:
- 竿:7:3調子の磯竿(2.7m〜3.6m)
- リール:3000〜4000番クラスのスピニングリール
- 道糸:3号〜5号のナイロンラインまたはPEライン
- ハリス:3号〜5号のフロロカーボン
- 針:イシダイ針8号〜10号
釣り方のコツ:
- 甲殻類・貝類などのエサが効果的
- 底付近に居るので棚を底ギリギリに合わせる
- アタリは繊細なので、集中して竿先を見ることが大切
- 合わせは強めに入れる
- 掛かった後は一気に寄せず、ゆっくりとやり取りする
海上釣り堀まるやへのおすすめアクセス情報
車でのアクセス
「海上釣り堀まるや」は車でのアクセスが最も便利です。東名高速道路の沼津ICから約45分〜1時間ほどで到着します。
ルート案内:
- 東名高速道路・沼津ICで降りる
- 国道1号線を南下し、西進する国道414号線に入る
- 西進して一色交差点を左折して県道17号線に入る
- 大瀬崎方面に向かって南下し、西浦足保の足保漁港に到着
駐車場は漁港内にあり、無料で利用できます。ただし、繁忙期は満車になることもあるため、早めの到着をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関での直接のアクセスは少し不便ですが、以下のようなルートが考えられます。
- JR沼津駅からバスで西浦方面へ向かう
- 「足保」バス停で下車後、徒歩約10分で足保漁港に到着
ただし、釣具や荷物が多い場合は、駅からタクシーを利用するのも一つの選択肢です。JR沼津駅からタクシーで約40分、料金は約8,000円程度かかります。
釣り堀の特性を考慮したアクセスプラン
海上釣り堀まるやは朝7時からの営業で、1日1回の放流があるため、受付に余裕を持って到着することが重要です。
7時に間に合う交通機関がほぼ無いので、自家用車なりレンタカーを手配して前日に宿泊し、翌朝に出発するのがもっとも安全なスケジュールでしょう。
おすすめアクセスプラン:
- 前日に沼津市内または三島市内のホテルに宿泊し、早朝に出発して6:30頃までに到着するプラン
- 東京方面から日帰りで利用する場合は、朝5時頃には出発して渋滞を避けるプラン
- 午後便(土日祝のみ)を利用する場合は、午前中に周辺観光を楽しんでから13:00頃に到着するプラン
近隣の宿泊施設やレンタカーを探すなら
宿泊施設:
- 【最安】ビジネスホテルふじみ(沼津市・一泊5,500円〜)
- 【平均】沼津グランドホテル(沼津市・一泊10,000円〜)
- 【高くてもいい】淙心庵(西浦地区・一泊20,000円〜)
レンタカー:
- 【最安】ニッポンレンタカー沼津駅前店(コンパクトカー5,000円/日〜)
- 【平均】トヨタレンタカー沼津駅前店(コンパクトカー6,500円/日〜)
- 【高くてもいい】日産レンタカー沼津駅前店(ミニバン10,000円/日〜)
釣った魚を持ち帰る場合はクーラーボックスの収納スペースも必要になるため、やや大きめの車を選ぶことをおすすめします。
実際に利用したユーザーの声を抜粋
(40代男性)★★★★★|評価5.0
「初めての海上釣り堀でしたが、スタッフの方が丁寧に教えてくれたので安心して楽しめました。50cmを超えるマダイが釣れて大満足です!」
(30代女性)★★★★☆|評価4.0
「家族で利用しましたが、子供も大きなハマチが釣れて大喜び。釣った魚はそのまま持ち帰って夕食に出したらとても美味しかったです。料金は少し高めですが、それだけの価値はありました。」
(50代男性)★★★★★|評価5.0
「ここ数年毎年通っていますが、放流のタイミングが良ければかなりの確率で良型が釣れます。特にマダイとイシダイの引きは格別です。ただ人気の施設なので予約は早めにした方が良いです。」
(60代男性)★★★★★|評価5.0
「景色が最高に良く、釣りをしながら富士山と駿河湾を眺められます。釣りの後は近くの『海女小屋』で新鮮な海の幸も楽しめるので、一日中楽しめるスポットです。」
【まとめ】海上釣り堀まるやをおすすめしたい度
海上釣り堀まるやは、マダイやブリなどの高級魚を釣り放題で楽しめる人気スポットです。特に以下のような方におすすめできる施設です:
- 初心者から上級者まで、本格的な海釣りを手軽に体験したい方
- 釣った魚を持ち帰って調理したい方
- 自然の中で家族や友人と一日楽しく過ごしたい方
- 釣果を確実に得たい方
料金はやや高めに設定されていますが、釣り放題のシステムと放流によって安定した釣果が期待できるため、その価値は十分にあると言えます。特に朝一番の放流後には大型の魚が釣れることが多く、その体験は他では得難いものです。
施設の知名度が高く、特に土日祝日は早い段階で予約が埋まってしまうため、訪問を計画されている方は数週間前から予約を確保することをおすすめします。
年間を通して楽しめる施設ですが、特に春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)は気候も穏やかで絶好の釣りシーズンです。夏場は暑さ対策を、冬場は防寒対策をしっかりと行えば、四季折々の釣りを楽しむことができるでしょう。
富士山と駿河湾の絶景を眺めながらの釣りは、まさに静岡県ならではの体験と言えます。釣りの後は、近隣の温泉施設や海鮮料理店も充実しているため、一日を通して充実した時間を過ごせる素晴らしいスポットです。
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